宮崎駿執筆の漫画『風の谷のナウシカ』に登場するキャラクター。
宮崎駿自らが監督した同名アニメ映画では 榊原良子が声を担当した。
名前の由来は恐らく、実在した中央アジア・北インドのクシャーナ王朝から。
本項では主に原作漫画版について述べる。
概要
トルメキア王国の王族で、現在のヴ王の娘であり、かつ先王の直系の子孫。そのため、他の王位継承候補者により幼少期から何度も毒を盛られかけた。クシャナの身代わりとなって母は毒を受け、狂人となってしまっている。
非常に優れた剣の腕・戦略・指揮能力をもつ根っからの武人。その美貌とカリスマも相俟って、部下との信頼関係は非常に強い。どれぐらいかというと、彼女のためなら喜んで命を捨てる部下がたくさん居る。そのレベル。
彼女の直属の部隊は、神速の速攻を旨とする騎兵団。どこかの聖帝様もしくは、どこかの黒塗り艦隊や薔薇の陸戦隊なみに制圧前進に特化されている。そのため、拠点防衛は苦手。
博愛の精神を持ってはないが人格者ではあり、王としての資質は十二分。また、徐々にナウシカの影響も受けていく。
宮崎アニメの女性キャラの中でもとりわけ男性に高い人気を誇り、ファンからは作中の部下からの呼ばれ方により「クシャナ殿下」と呼ばれる。