ドロッチェ団
どろっちぇだん
概要
プププランドに突如現れた宇宙を渡り歩くねずみの盗賊団。英名は「Squeaks」という。
リーダーであるドロッチェを筆頭にストロン ドク スピンの3体の幹部、そしてチューリンと呼ばれる下っ端達で構成される。
ゲーム上ではステージ内にある大きな宝箱のあるエリアにカービィが入るとドロッチェ団メンバーの内の誰かが同時に出現、エリア内にある宝箱を目指して進行を開始する。
ここでカービィとの宝箱の争奪戦が始まり、カービィの方が先に宝箱を手に入れていると彼らはカービィを追跡と同時に攻撃するようになり、カービィの持っている宝箱を奪おうとする(ここでドロッチェ団の攻撃を受けると、カービィの持っていた宝箱を落としてしまいドロッチェ団にそれを拾われてしまう危険性が発生する)ため、そうなる前にそのエリアを素早く突破することが要求される。
一方のドロッチェ団員が宝箱を取られた場合、向こうにもダメージを与えることでその奪い返すことができ、さらにダメージを与え続ければ完全に撃退する事も可能。
宝箱を確保したドロッチェ団は同エリア内にできたアジトへと向かい、そしてそのアジトに到達するとアジト内部に立て籠もってしまう。このアジトにはカービィも入ることができるのだが、宝箱を持ったドロッチェ団員が入って一定時間すると扉がふさがって侵入不可能になる。その前にアジトに侵入できればそこでドロッチェ団メンバーとの中ボス戦形式で戦闘になり、彼らに勝利すると改めて持って行かれた宝箱を奪還することができる。
彼らとは本作の各種ミニゲームとでも戦うこととなる。
ちなみに本作においてカービィが旅立つ理由となったケーキ強奪事件の犯人がこのドロッチェ団だったのかは結局の所不明。一応該当シーンを一時停止すると犯人の影部分がワドルディの素材を流用していることが確認できるが、ワドルディが犯人とも明言されていない。
その後の作品
『参上!ドロッチェ団』のエンディングの段階でお詫びのイチゴのショートケーキを贈ったことでカービィとは和解しており、『あつめて!カービィ』ではカービィの味方として登場する。
普段は飛行船におり、カービィにメダルなどについてのアドバイスをくれる。中にはボスの裏話やドロッチェについての話、ドクの発明品についての話なども聞ける。
『星のカービィWiiデラックス』ではわいわいマホロアランドに「スマッシュライド」が再録され、団員達が敵キャラとして登場する。ドロッチェ(及びダークドロッチェ)のなりきりおめんも登場しているが、ドロッチェ本人は登場しない。
小説版のドロッチェ団
第3巻「大盗賊ドロッチェ団あらわる!」の巻から登場している。原作同様あらゆる土地やあらゆる場所から盗みを働いている。また、盗み方や盗むものも一級品にこだわっているとのこと。
盗み出すことにこだわっているため、話し合って和解すれば受け入れられそうなものでも危険を冒してでも盗もうとするなど原作以上に危険さがある。
3巻では安眠を得るためアクティブレイドのヒナのベッドである羽毛を狙っていたが、アクティブレイドからはタマゴ泥棒と勘違いされ、カービィ達からも追い回されることとなる。
かつてガリック男爵の魔の手からメタナイト及びソードナイト・ブレイドナイトを助けたことがあり(第4巻「メタナイトとあやつり姫」)、メタナイトは彼らに恩義を感じている。
余談
開発時は「ドロちゅ〜団」という名称になる予定だったが、あまりに子供っぽすぎるという点で没になった。