概要
漫画『もののがたり』の登場人物であり、本編の主人公。
世に蔓延る意思と命を持つようになった器物である付喪神を封印する組織「賽眼(さいのめ)」に所属する青年。21歳。
その中でも「御三家」と呼ばれる名家の一つである岐家の出身で、祖父の後を継ぐ次期当主とされている。
経歴・人物
幼少の頃に、ある付喪神によって親代わりだった兄と姉を目の前で惨殺された(しかもこの付喪神は元々は保護の対象であり騙し討ちで2人を殺害した)事から、付喪神全般を忌み嫌い信用しない。
しかし、それを見かねた祖父の造兵の手引きにより、付喪神と共に暮らしその身に彼らと同じ稀人(まれびと:付喪神の魂)を宿す少女長月ぼたんの家に、彼女の護衛という名目で居候することとなる。
性格は一言で言えば武士のようで、非常に生真面目で礼儀正しく自他共に厳格。そのため頑固で融通が利かない面もある。
口調は丁寧だが堅めで一人称は「自分」。動揺すると時代劇で使われる古めかしい喋り方になる癖がある。
基本的に表情はあまり変わらないが、人に害を成した付喪神を相手にした際は、内に秘めた憎悪を爆発させて鬼のような表情を見せる。
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