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カブラハバチの編集履歴

2023-03-23 20:25:50 バージョン

カブラハバチ

かぶらはばち

ハバチの一種。成虫は花の蜜、幼虫はアブラナ科植物の葉を食べる。

概要

和名カブラハバチ
英名turnip sawfly
学名Athalia rosae
分類膜翅目 ハバチ亜目(広腰亜目) ハバチ上科 ハバチ科 ハグロハバチ亜科 カブラハバチ属
体長5~8mm
分布域日本(北海道~南西諸島)・朝鮮半島・中国・台湾・東シベリア・ヒマラヤ・インド・ヨーロッパ

畑や花壇でよく見られる小型ので、頭部と翅は黒く、腹部は橙色。

成虫は4~11月頃に出現する。

春は平地で過ごし、夏は高地に移動し、秋には再び平地で活動するとされる。

この間に数世代が経過している。

幼虫は黒い芋虫状で、菜の花を食害する事からナノクロムシとも呼ばれる。成長した幼虫は地中で繭を作る。


原始的で針も巣も持たないハバチの仲間なので、毒もなく刺しも噛みもしないので成虫は特に害はないが、幼虫はアブラナ科植物の葉を食べて成長する為、大根キャベツ等を栽培する農家や、観賞用に菜の花ニワナズナ(アリッサム)等を栽培している人達からは、害虫として嫌われている。

同じく幼虫がアブラナ科植物を食べる、よく似た近縁種にニホンカブラハバチセグロカブラハバチが存在する。


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