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cv:麻生美代子(老年期)、小林優子(青年期)

人物

「可崘」と書いて「コロン」と読む。

ヒロインの1人・シャンプーの曾祖母で武闘民族・女傑族の総帥。

原作では116~118歳、アニメでは300歳とされているが、杖に乗りながら地面を蹴って軽々と移動するなど、今なお女傑族最強の実力を誇る。また、杖を使っているが決して足が悪いわけでも無い。

部族内では「おばば」と呼ばれているが、乱馬には「ばばぁ」と呼ばれ、良牙には「ばあさん」と呼ばれる。

女らんまに敗れたシャンプーを「女傑族の掟」に従い刺客として差し向け、日本まで追わせたが、シャンプーが惚れた乱馬が女らんまと同一人物と知り、シャンプーは女らんまを殺せずに帰国。

帰国したシャンプーは、修行のためコロンに呪泉郷につれていかれ、そこで水をかぶると猫になってしまう猫溺泉に落ちてしまう。しかし、本人は全く無関心でそのことの責任を乱馬に押しつける。

呪泉郷に落ちたものの体質を知ったシャンプーは一家とともに再来日、女らんまの正体が男であることを知り、女傑族もう一つの掟「もし女傑族の女を破ったものが男ならば、そのものを婿とすべし」に従い、乱馬を婿に迎えようとする。

コロンもまた乱馬を「婿殿」と呼び、彼をシャンプーの婿にしようと良牙を鍛えたり、様々な策をめぐらせたりするが、たいていは乱馬の健闘を認めて途中で矛を収めることが多い。

格闘家としては作中最強クラスの実力者で、乱馬にとっては最強の敵であると同時にもっともたよりになる師でもある。

八宝斎が乱馬を弱体化させたときには、良牙や右京とともに味方につき、乱馬に女傑族最強の奥義・飛龍昇天破を伝授している。

若いころはシャンプーに似た美人で、八宝斎とはこのころからの知りあいで性格も知っていることから、ナンパに来た彼を容赦なく飛龍昇天破でぶっ飛ばしている。

余談

コロンを演じた麻生美代子さんと、八宝斎を演じた永井一郎さんは、周知のとおり『サザエさん』で夫婦を演じており、『笑っていいとも!』に出演した日髙のり子(天道あかね役)はタモさんを相手にこの話題で盛り上がっている。