概要
JR北海道の札幌駅とは同一地点別構内の関係にあり(但し両駅の間に区の境界が引かれているため、地下鉄さっぽろ駅は中央区、JR札幌駅は北区に位置する)、徒歩で両駅を行き来できるほか、さらに「札幌駅前通地下歩行空間」(チカホ)と地下街を介して大通駅やすすきの駅などに行く事も可能。
札幌駅との混合を防ぐ意味合いからこちらの駅名はひらがな表記となっている。
駅構造
ホーム番号はそれぞれ別個になっている。
南北線
東豊線
乗り換え方法の変更について
2016年まで、南北線と東豊線はすべての改札で乗り換え連絡ができていたが、その連絡通路は柵で仕切られており、「札幌駅前通地下歩行空間」の通行路を阻害していた(片側の通路を通らなければならず、市民からの不満が多かった)。
これを解消するために、2017年に仕切りを撤去し、乗り換えシステムも変更され、切符で乗り換える場合の改札外乗り換え用の改札機が設置された(ただし、30分以内に改札しなければならない)。
なお、SAPICAなどの交通系ICカードの場合はどこの改札でも乗り換え処理ができる。
また、これにより乗り換え案内も変更され、最短経路でしか乗り換えができなくなった。
具体的には麻生・栄町方面はさっぽろ駅で、真駒内・福住方面は大通駅で乗り換えるように変更された。
史上初のホーム増設
2019年現在、南北線ホームは外国人観光客の増加などによって混雑が問題となっており、また2030年度に予定されている北海道新幹線延伸によって利用者が増えることも見込まれるため、2019年10月11日に南北線のホームを増設する方針が固められた。ホームの増設が行われるのは札幌市営地下鉄開業以来初めてとなる。2022年度着工、2027年度利用開始予定。
現在のホームの東側の壁を壊して新たな単式ホームを増設し、完成後は現行のホームを麻生方面専用、新ホームを真駒内方面専用とする2面2線構造となる予定。
利用状況
- 2016年(平成28年)度の1日平均乗車人員は、87,575人である。
- 札幌市営地下鉄の駅では最も多い。
利用状況比較表
事業者名 | JR北海道 | 札幌市営地下鉄 | ||
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年度 | 乗車人員 | 乗降人員 | 乗車人員 | 乗降人員 |
2008年(平成20年)度 | 88,140人 | 176,280人 | 81,606人 | 163,212人 |
2009年(平成21年)度 | 87,490人 | 174,980人 | 85,721人 | 171,442人 |
2010年(平成22年)度 | 87,790人 | 175,580人 | 85,148人 | 170,296人 |
2011年(平成23年)度 | 90,050人 | 180,100人 | 79,506人 | 159,012人 |
2012年(平成24年)度 | 91,575人 | 183,150人 | 82,125人 | 164,250人 |
2013年(平成25年)度 | 93,152人 | 186,304人 | 84,404人 | 168,708人 |
2014年(平成26年)度 | 93,313人 | 186,626人 | 84,633人 | 169,266人 |
2015年(平成27年)度 | 95,288人 | 190,576人 | 85,299人 | 170,598人 |
2016年(平成28年)度 | 97,652人 | 195,304人 | 87,575人 | 175,150人 |
2017年(平成29年)度 | 99,436人 | 198,872人 |
関連タグ
札幌駅…駅周辺についてはこちらを参照。