九条月夜
くじょうつきよ
「私は、美しいものしか見たくないのですね」
CV:井口裕香
プロフィール
ジョブ:美意識過剰天文部員
誕生日 | 7月22日 |
血液型 | A型 |
身長 | 142㎝ |
体重 | 35㎏ |
スリーサイズ | 69-51-70 |
クラス | 2-A |
概要
神のみぞ知るセカイに登場する、ヒロインの一人。
人物像
舞島学園高等部2年A組所属。
金髪縦ロールのツンキャラ。天文部部長で、母の九条陽子はデザイナー。
両親の不和(離婚と思われる)から、人を「醜いもの」として嫌っている。親とは不仲で友達はいないうえ、授業も休みがちで、天文部の部員も月夜一人だけである。
「美しいもの」として「ルナ」という人形を挙げており、常に持ち歩いている。また、月も彼女にとって「美しいもの」であり、学校の屋上で月の観察をすることを日課としている。その際には敷物を引くことで自分とルナの世界と外の醜い世界を隔絶していた。
話し方の特徴として、語尾に「~のですね」(例:美味しいのですね)とつける事が多い。ヒロインとしては唯一、桂馬を「桂木」ではなく「桂馬」と下の名前で呼び捨てにする。
紅茶を好み、自分でも入れる。後に桂馬が「月夜に紅茶を何度も入れさせられた」と回想している。
雨具は傘ではなくレインコートを使用。
女神
ウルカヌスが表に出てくると髪と目の色が変化し、口調が老婆のようになる。
モノを自在に操ることができる。
月夜はウルカヌスに対しては名前ではなく、「ルナ」と呼びかける(ウルカヌスがルナを媒体として話したり動いたりするため)。
攻略編
授業中によっきゅんへの愛を叫んだため、教室を追い出されて屋上にやって来た桂馬と遭遇。
敷物を踏みつけたうえ、自分の言葉を無視して通り過ぎようとした彼にビンタをかました。桂馬が見せつけた杉本四葉のイラストを「落書き」と笑ったため、桂馬からの第一印象も良くはなかった。
その後、駆け魂の作用によって体が人形サイズまで小さくなるという事態が発生。
思うように動けない月夜の生活全般をフォローする形で、桂馬は彼女の攻略を開始する。
やがて月夜は何をするにも桂馬に依存するようになるが、桂馬は「仲良くなるだけでは月夜が現状に満足してしまい、スキマが埋まらない」と危惧。
強硬策として月夜の周りのものを大きくすることで相対的に月夜がさらに小さくなったかのように錯覚させ、現状への不安を抱かせることで事態を打開しようとする。
しかしそれを知った月夜は「桂馬にからかわれていた」と憤慨し、逃亡。足を滑らせて屋上から転落したところを、追ってきた桂馬に「二人でいれば、一人より美しいものが見られる。一緒に捜そう」と説得され、キスをしたことでスキマが埋まった。
体のサイズも元に戻っている。
攻略後は、世界を隔てていた敷物を敷かなくなった。
また望遠鏡で桂馬を覗いたり、近くを通る桂馬を気にかけたりといった様子を見せている。
女神編
女神編では宿主候補として名前が上がり再攻略対象となるが、登場時点で既に桂馬の記憶があった(攻略後すぐに女神が覚醒し、記憶が消えなかった可能性がある)。
桂馬がかのんと付き合っているという噂が広まった後は、攻略翌日から二ヶ月ほどもの間放置された悲しみと怒りから桂馬を拒絶して赤の他人として振る舞い、「一人」の証である敷物を再び使用するようになっていた。
その後、ユピテルの姉妹の一人「ウルカヌス」を宿すことが判明。
桂馬が栞に再攻略をかけている姿を目撃したことで憤慨したウルカヌスは、怒りのあまり桂馬に攻撃。
一騒動起きるが、桂馬の必死の説得を受け入れたことで愛の力が強まり、女神の中では一番に翼を取り戻すまでに力が戻った。
当初は友達と呼べるのはルナだけだったが、過去編のサイドストーリーにおいて出会った汐宮栞と友人になっている。
体型
後に倉川灯が登場するまで、攻略ヒロインの中では身長、バストともにぶっちぎりの最小だった。金髪&ロリ体型とクラスメイトの青山美生と共通点が多いが、美生のツンは弱点を隠す為のものなのに対して、前述の通り月夜のツンはやりたくてそうしている点が異なる。
アニメ
単行本10巻初回限定版に付属していたキスシーンPVでは月夜までが登場していたものの、アニメ2期では月夜の直前の攻略ヒロインである長瀬純までしか登場しなかった(月夜は犠牲になったのだ)。ただし最終回のエンディングにおいて、「夏服」+「笑顔」という珍しい姿が1カット放映された。
女神編では7人の再攻略対象の1人として登場。最初の攻略については、1話冒頭でダイジェストとして放送された。