この項目にはストーンオーシャン終盤のネタバレが含まれています。
お前を助けたいんだ すぐにここから出してやる
概要
CV:小野大輔
名前の由来はエンディングのクレジットで「承太郎似の男」と表示されたことから。まんまである。
6部終盤においてメイド・イン・ヘブンの能力で時が加速し、宇宙が一巡して似たような新しい歴史を辿った地球が舞台となる。
メイド・イン・ヘブンの能力でできた世界は、現在生きているものはこの一巡した世界に到達できるが、一巡する前の世界で死亡した者は到達することができず、魂ごと置いていかれ、代わりに似たような別人が成り代わるのである。
『承太郎似の男』とは一巡前の世界で死亡してしまった『空条承太郎』の「代わり」に相当する人物である。
作中では『徐倫似の女』との口論の末、プッチに殴られた後、隙をみてグリーンドルフィン刑務所への脱獄を決行。スタンドを持っているか否かは不明だが、もし持っていなかった場合は刑務員によって娘と同様に容赦なく射殺された可能性がある。
容姿
6部承太郎の服をベースにチェーンをつけていない等、細部が異なる。
ここまでならまだいいのだが、顔は承太郎をベースに若干厳つい骨格、老け肌、若干大きい鼻、ケツアゴ、鼻から遠かった垂れ目、横に長い口など、要所要所でパーツが崩れてしまっており、お世辞にもイケメンとは言いづらく、承太郎とは似ても似つかぬものとなっている。ダンディーさはあるが各所に見られる冷や汗が弱々しさを醸し出し、どこか残念感が否めない。
アニメ版では原作をベースに若干整っていることから「逆作画崩壊」とネタにされている。
総括すると『イケメンさ』と『凄み』が削ぎ落とされてしまった承太郎といったところか。どうしてこうなった…
謎の人気
セリフは
・お前を助けたいんだすぐにここから出してやる
・落ち着け 俺はお前の事を想っていた…
・面会中はたとえ神父でも…うぉッ?!
・分からんが今のうちだ。逃げるぞ！
のたった四つだけである。
作中では四つ目の台詞を言い終わった後、そのままフェードアウトする。所謂モブキャラである。
連載当初はそこまで話題にされていなかったが、アニメ化される事に伴い承太郎のそっくりさんという点と微妙で弱々しく残念感が漂う顔という点から、注目を帯びた。
メイド・イン・ヘブンの能力で作られた世界の特性上、一巡前と似たような歴史を辿っているため、『DIOっぽい人』や『吉良っぽい人』を倒してきたと予想される。
読者、視聴者からは上記の特徴から「ジョジョの微妙な冒険」、「オロオロ」、「ウワウワ」、「ヨレヨレだぜ」、「スタープラスチック」、「帽子の模様は星でなく、『ヒトデ』」と終盤にもかかわらずネタキャラとして人気を博した。スタンドが使えるかどうかは謎である。
愛称は「空条Q太郎」、「巡太郎」、「承太郎っぽい人」、「承らない太郎」。
ヘタレっぽさから「真鍮の精神」なんて呼び名もちらほら。
一方、彼の他に彼女（ネタバレ注意）とは違う『徐倫似の女』もいるがそちらはあまり話題にならない。不憫…
関連タグ
ストーンオーシャン ジョジョの奇妙な冒険 メイド・イン・ヘブン 空条承太郎 モブキャラ ネタキャラ シリアスな笑い 偽物 そっくりさん マダオ
オインゴ…こちらは能力で自分自身がそっくりさんになる。当然ながら彼とは別人である。
吉良の同僚、ウィルソン・フィリップス上院議員、梨央ちゃん宅の隣人…同じくアニメ化に伴いネタキャラとして人気を博したモブキャラたち。
