概要
『機動戦士ガンダム水星の魔女』に登場するグエル・ジェタークとミオリネ・レンブランのNLカップリングタグ。
解説
Season1 第1話開始時点では、ミオリネの父であるデリング・レンブランが定めた学園内のルール(決闘の勝者(=ホルダー)がミオリネの婚約者となる)によりミオリネとグエルは形式上の婚約関係だった。
しかし、ミオリネは父の勝手な決定に反抗して何度も地球への脱走を試みており、グエルに対し「あんたはパパの言いなりだもんね」と吐き捨てた。グエルも父・ヴィム・ジェタークの意向に従っているだけでミオリネに恋愛感情があるわけではなく、ミオリネに「俺はお前も会社も全部手に入れて見せるぞ」と豪語するなど、二人の関係は険悪そのものであった。
ところが、そこへ編入生スレッタ・マーキュリーが現れたことで状況は一変。グエルのミオリネに対する横暴な態度に怒ったスレッタがグエルとの決闘で勝利したことにより、スレッタが新たなホルダー兼ミオリネの婚約者となり、ミオリネもスレッタを「よろしくね、花婿さん」と婚約者として受け入れた。
さらに第3話でスレッタとグエルが再度決闘を行い、スレッタが敗北したグエルの健闘を称えると、それに心を動かされたグエルはスレッタに対し衝動的にプロポーズ。直後に撤回し、「俺はお前のことなんて全然好きじゃないんだからな!」と駄目押しまでしたものの、その後の言動から本心でないことは明らかである。
(詳しい経緯はミオリネ・レンブラン、グエル・ジェタークの項目を参照)
つまり、『元は婚約者同士だった男女二人が同じ女性(スレッタ)に惹かれる』という何とも皮肉な三角関係が生じてしまったことになる。Pixiv内でもそれを踏まえたイラストが複数投稿されている。
真意は不明ながら、ミオリネの父・デリングはスレッタがグエルからホルダーの座を奪った後に「こちらで新しい花婿を用意する」と発言しており、裏を返せばグエルのことはミオリネの結婚相手として認めていたと思われる。
またSeason1 第8話にて、ミオリネに密かに思いを寄せていたシャディク・ゼネリがグエルのことを「お前になら(ミオリネを)任せられると思った」と発言している。
どちらも当人たち(特にミオリネ)にとっては余計なお世話であるが…
ミオリネとグエルには「権力者の令嬢と御曹司」「父からの抑圧を受けている」「ツンデレ気質」という共通点があり、「いがみ合っていたのは同族嫌悪だったのでは?」という声も。
ミオリネもグエルもスレッタとの出会いによって人生や心境に変化が生まれており、スレッタも含めた今後の関係性が注目されるところである。
関連項目
機動戦士ガンダム水星の魔女 ベネリットグループ グエル・ジェターク ミオリネ・レンブラン