曖昧さ回避
- 漫画『めだかボックス』に登場する組織の名称。⇒悪平等(めだかボックス)
概要
何もかも一律に平等に扱ったり、形の上だけ平等にするなどにより、闘争心や競争意識の低下による“向上心の欠如”等、「平等に扱うことでかえって悪影響を及ぼして逆に不公平になる事がある間違った平等」のことである。
確かに平等は重要かもしれないが、機会だけでなく結果まで平等にしてしまうと、目標を持って真剣に頑張っていた人の努力が無意味になってしまい、報われなくなってしまう。
つまり「機会の平等」と「結果の平等」を一緒くたにしてしまうのは良くないという事である。
例えば学校教育において、徒競走に全員同時にゴールしたり、学芸会で主役が大勢だったりというのが悪平等といえよう。
また、クイズ番組等において、一人の参加者が圧倒的な点数を実力で獲得したにも拘らず、最終問題に正解さえ出来れば別の参加者も点数差に関係無く逆転優勝が出来るというルールも、悪平等と言うべきであろう。
野球やサッカー等といったスポーツの試合においても、試合に負けたチームがそれに同情した観客達から熱烈な応援をされて試合後もその努力を称えて盛大な拍手をされたのに対し、逆に勝ったチームの方は観客から全く称賛をされない所か無視する様な対応をされてしまう事が稀にある。こういった判官贔屓的な展開も、やはり悪平等に繋がる物と言えるだろう。