概要
物語終盤、始祖ユミルの力を借り始祖の巨人の力を掌握したエレンが、地鳴らしの発動と共に顕現させた巨人。
原作では終始「進撃の巨人」と呼称され、この形態の名称は存在していなかったが、TVアニメのThe final seasonのDVD・BD第4巻のビジュアル公開にて原作者である諫山創氏が命名したと語られている(https://twitter.com/anime_shingeki/status/1547868583874572291)。
外見
「巨人」と名を冠しているものの、その姿は体の大半が異常な程肥大化した下部肋骨を中心に骨と腱のみで構成されているというヒトの形からかけ離れた異形と化している。
また、上部肋骨以上の部位は肘の部分辺りが、胸椎部分の背骨の棘突起から伸びる糸のようなモノで括られる形でぶら下がっており、その姿はさながらマリオネット
最も特徴的なのはそのサイズ。
高さは推定でも1000m(それまで最大だったロッド・レイス巨人体でも100m台)、前後の全長に至っては余りの長さに全体が収まっているコマが存在しないため測定不能というこれまで登場した巨人のそれとは比較にならない規格外な巨躯を誇る。