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の編集履歴2012/06/05 10:06:47 版
編集者:AGILE
編集内容:言葉としての意味の追記

「塔」とは、その太さ(建坪)に比して高さの値がとりわけ大きいとみなされる建築物の総称。英語の「タワー」と同義に扱われる。

言葉としての意味

住居などの建物としての利用を求めず、高さを主体とした(装飾的)建築物。

本来は宗教(仏教)的意味をこめた建築物のことを指す。

なお一部の辞書には頑なに「装飾的建築物」と表記しており、それに従えば以下の「望楼」のように、本来実用的な「高層建築物」には「塔」ではなく「楼」を用いるべきである。

「今はこう使うんだから」と言ってしまえばその通りであるが

通常用いられている意味

一般に、その上部頂上が主な利用部位・利用目的となり、基部や中部は上に登るための通路として利用されためにあるような建物を指す。が高くても、煙突のように人が入ることを想定していないものや、高層ビルのように低層階や中層階の利用がむしろ多く、利用に際して高所まで登る意義をあまり持たない建築物とは区別される。

ただし、高層ビルのなかには、最上階に展望台レストランなどの集客施設を持つことも多いため、愛称などで「○○タワー」と呼ばれるものもある。

形状

中世ヨーロッパのに見られるような、屋上が平らで人が立つことのできるものと、イスラム教のモスクのような尖塔状のとがった屋根を持つものとに分類できる。

現代に一般的なエッフェル塔型の塔は後者といえよう。

塔のおもな利用法

望楼展望台:遠くを見渡すための塔。観光名所としても利用される。

電波塔:ラジオ、テレビ、無線通信などの電磁波を送受信する。

管制塔:空港で航空機の運航を管理する。

灯台:海岸で船舶の航行のための目印となる。

寺院:神仏を祭るための建物。

鉄塔:高圧線を張り渡したり、原油や天然ガスを掘削するための櫓となったりと、その利用は幅広い。

吊り橋:ケーブルを吊るための柱は「主塔」と呼ばれる。

有名な塔

実在する・実在した世界各国の塔

塔のようにきわめて背の高い高層建築も含む。

実在する・実在した日本の塔

塔のようにきわめて背の高い高層建築も含む。

創作作品に登場する塔

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