🕌概要
礼拝の時間を知らせる尖塔の、ミナレットが建っているのが一般的。
イマームの指導により一日五回(シーア派は三回)の礼拝を行う。
日本では東京の代々木上原駅や神戸などで見る事ができる。最近までは珍しい施設だが、2017年の段階で日本国内には100ヶ所以上、2024年で130か所以上のモスクが存在し、殆どはボランディアで成り立っている。
なお、多くのモスクは特に奇抜な外観ではなく、モスクだと分かりにくいが、これは周辺住民に配慮している事と、礼拝所であると同時にムスリムの集会場みたいな役目もある為。その為日本国内のモスクはアザーン(なんかスピーカーで街に向かってコーランの歌唱を流すあれ)は基本流れない。あくまで礼拝室でイマームが地声で礼拝する。
場所にもよるが異教徒の見学も歓迎しているモスクは多く、服装コードを守ったうえで、信者以外も見学したり、金曜礼拝の食事会に参加できたりする。子供が走り回っていたりと割とフリーダムで、ジュブナイル漫画に出てくる子供にやたらと寛容な神主やお坊さんがいそうな雰囲気の場所もある。
欧州では近年、キリスト教信者の激減とムスリムの増加により、教会がモスクに変わっている場所が増えている。
因みに豚の頭を置いた場所にはモスクを作らない。
イスラム教では豚は不浄な生き物なので触ることは赦されないからである。