ブルダック炒め麺

ぶるだっくいためめん

ブルダック炒め麺とは、韓国の激辛インスタント麺。

概要

韓国の食品メーカー『三養（サムヤン）』で製造・販売されているインスタント麺シリーズ。

朝鮮語では「불닭볶음면（ブルダックポックンミョン）」。

韓国料理である火鶏（ブルダック）からアイディアを得て作られた汁なし激辛ラーメンであり、日本の「ペヤング激辛焼きそば」や「カップヌードルクレイジーチリチリ♪ チリトマト」に匹敵するほどの辛さが特徴である。その辛さたるや、実に4,400スコヴィルに達し、辛ラーメンの倍近いとのこと。

2012年に韓国で誕生して以来、世界80ヵ国で20億食を売り上げており、豊富なバリエーションで知られる。

日本では東京都新宿区に本社を置く「三養ジャパン」により販売されている日本語パッケージ版と、同社ではなく別の輸入元から販売されている朝鮮語パッケージ版があり(後者の一部は日本未発売)、2023年6月1日現在、三養ジャパンからはノーマル版の他に、

ノーマル版の倍・8,800スコヴィルもの強烈な辛さを誇る「極辛ブルダック炒め麺(ヘクブルダックポックンミョン)」
その逆に辛さを抑えた「カルボブルダック炒め麺」「チーズブルダック炒め麺」「クアトロチーズブルダック炒め麺」「ロゼブルダック炒め麺」「ロゼブルダック湯麺」
2023年2月に日本市場向けに登場した「焼きそばブルダック炒め麺」

が発売されている。

さらに、汁ありの「ブルダックラーメン(ブルダックポックンタンミョン)」にも日本語パッケージ版が登場することが決まった。

ブルダック炒め麺についてくるソースは、同様の汁なしカップ麺「辛ラーメン焼きそばカップ」の粉末式に対し、液体式である。

無論、すべて入れると非常に辛いので、ソースの量で辛さを加減するとよい(この点は実際の商品にも記載されている)。

また、このシリーズには具材(かやく)が入っていない(ふりかけのようなものはある)。別買いになってしまうが、野菜炒めや生卵と一緒にいただくと、そのまま食べるよりも辛さが中和されるので、試してみよう。

なお「焼きそばブルダック炒め麺」の辛さレベルはノーマル版の半分以下で、激辛系汁なし麺の中では比較的食べやすい方に入る。