本項では『世界樹の迷宮』シリーズでのキャラクタージョブについて説明する。
曖昧さ回避
概要
『世界樹の迷宮』と『世界樹の迷宮2』、および前者のリメイクである『新・世界樹の迷宮』『新・世界樹の迷宮2』で登場。
どこからどう見てもSMを連想させる姿をした大変「特殊」な戦士。
服装がどう見ても現代のそれで、ファンタジーでは比較的ベタな職業が多い『世界樹の迷宮』にあって異彩を放っている。また、その外見や一部のスキルの名称から、エロいと評判。
恐らくステータス異常として「部位縛り」というシステムの採用を決めた際に縛りに特化した職とはどんな職なのだろうかと考えた結果このようになったものと思われる。
(まさか順番が逆ということはあるまい)
この作品以降、4のナイトシーカーや5のリーパーなど、縛りやST異常といった変則的な戦い方をする職業にこのような姿が時々見られる。
職業特性
STR(腕力)とAGI(素早さ)が高い軽戦士タイプ。LUC(運)は低めだが、その他の能力値は比較的バランス良く伸びる。
武器は前述のように剣と鞭で、前者は状態異常を付与するスキルが多く、後者は部位封じの追加効果を持つスキルを習得可能。
どちらも敵にダメージを与えつつ、敵の行動を制限できるのが魅力である。
『1』では剣スキルが平均的に使えるのに比べ、鞭スキルはやや使いづらい。
『2』では剣の使いやすさはそのままに、鞭は「エクスタシー」が敵の全身を縛るフォーススキル「オールボンテージ」と連携させやすく、一定HP以下の敵を即死させる「ジエンド」が強化され、ボスキラー的性能になっている。
『新』では、HPが減ると攻撃力が大幅に上昇するパッシブスキル「憤怒の力」がそれなりに強力。
キャラクター
♀1 | 金髪ロングの女性。服装も含めて、まさしく女王様といった雰囲気。通称「ダク姉」。 | |
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♀2 | ツインドリルが特徴のピンク髪の少女。4人の中では唯一、鞭が金属製で多節棍のような形状をしている。通称「ドリ子」。『2』では前作で着用していたマントが無くなり、襟のファーの部分だけを残している。 | |
♂1 | 白髪で褐色肌の青年。上半身は素肌の上にジャケットを羽織っている。通称「黒ダク」。風貌が『KOF』シリーズのK'に似ているとの声も。 | |
♂2 | 前髪で右目が隠れている青髪の青年。青白い肌と、公式イラストの不敵な笑みが印象的。通称「青ダク」。 | |
♀3 | リマスター版で追加された。緑髪の女性。前髪で左目が隠れており、涙目の表情と巨乳が印象的。通称「緑ダク子」。 |
主な使用スキル
ヒュプノバイト
敵1体にダメージを与え、一定確率で睡眠状態にする剣専用スキル。
睡眠は敵の行動を完全に封じることができるうえ、睡眠中の敵は防御力が下がるという性質もある。
ちなみに『1』と『2』の剣スキルは突属性だが、『新』では通常攻撃と同じ斬属性に変更された。
カタストロフ
敵1体にダメージを与え、一定確率で石化させる剣専用スキル。
敵は石化を回復する方法が無いので、事実上の即死スキルと言える。
『新』では石化に失敗すると次のターンの状態異常付与率が上昇する効果が追加された。
トラッピング
自分もしくは両隣にいる味方が敵の攻撃を受けた際に反撃するカウンタースキル。
『1』では剣専用で、剣の強さの一端を担っていたが、『2』と『新』では鞭でも使用可能になった。
敵1体にダメージを与え、一定確率で毒状態にする鞭専用スキル。
地味だが鞭の基本スキル。鞭ダークハンターは雑魚戦ではこれを連発することになる。
敵1体に条件付きで大ダメージを与える鞭専用スキル。
その条件とは「頭・腕・脚の全ての部位を封じている」こと。
『1』では前提条件の厳しいロマン技だったが、『2』ではオールボンテージによって簡単に条件を満たせるように。
『新』では封じの数に応じて威力が変動するが、何故か封じが無い状態でもかなりの威力がある。
ジエンド
HPが一定の割合を下回った敵1体を即死させ、同時にHPとTPを吸収する鞭専用スキル。
『2』ではスキルレベルを最大まで上げるとHPが半分残っている敵も即死させられるようになる。
オールボンデージ
『世界樹の迷宮2』におけるフォーススキル。敵1体の頭・腕・脚を同時に封じる。
発動が非常に遅いが、成功率は100%。相手がFOEだろうとボスだろうと問答無用で縛り上げる。
ちなみに名前に反して剣装備でも使用可能だが、素手ではさすがに使えない。