概要
初登場は『ドラゴンクエストⅤ』。毛並みが赤く、羊のような頭部と蝙蝠のような翼をもった、いわゆる悪魔のような姿のモンスター。魔王のために戦うことを誇りに思っており、魔王からの信頼も厚いようで、血のように紅い身体は純血の魔族たる証らしい。
通常攻撃のほかに、「マホトーン」や「ぶきみなひかり」といった相手を不利にするタイプの補助系の特技を使用する。
『ドラゴンクエストⅩ』では、「ぶきみなひかり」の代わりに「メラゾーマ」や「魔力かくせい」を使用する。
『ドラゴンクエストⅤ』では仲間にできるモンスターのひとりである。
サーラ
メッサーラを仲間にした場合、名前は「サーラ」。二匹目以降は「バッフラ」「サトチン」「ノリリン」。
初期Lv4で、「マホトーン」「ぶきみなひかり」は仲間になった後も使用可能。
最大Lv50まで育てられ、「ザキ」「ラリホーマ」「メラミ」「ザラキ」「シャナク」「こごえるふぶき」「メラゾーマ」を習得する。
装備可能な武具が豊富で耐性も優秀、物理攻撃の威力も秀でている。
一方で成長が遅く、見た目のイメージに反してHPの伸びが悪いという弱点がある。
メッサーラ系のモンスター
- ホースデビル
大きな2本のツノを持つ馬面の悪魔。ヤギっぽくも見えるが、本人はアクマでウマですからとうまいこと誤魔化している。『ドラゴンクエストⅤ』では通常攻撃と「メラミ」しか使ってこないが、『ドラゴンクエストⅩ』では「せかいじゅのは」も使ってくる。
- バルバロッサ
地獄よりつかわされた恐怖の象徴たる青き悪魔。名前と違って赤くない。『ドラゴンクエストⅤ』では通常攻撃のほかに「メラミ」と「せかいじゅのは」を使う。
『ドラゴンクエストⅩ』では「メラミ」が「メラゾーマ」にグレードアップし、さらに「イオナズン」まで使用するようになった。ちなみに、「せかいじゅのは」を使用するのは、かつて世界樹の周りに住む者と激しく争った時の戦利品だかららしい。
- レッドバロン
『ドラゴンクエストⅩ』に登場するホースデビルの転生モンスター。魔王に絶対の忠誠を誓う高貴な血筋の大悪魔で、何千年と続く由緒正しい悪魔の貴族。「魔力かくせい」で自分を強化したり「ぶきみなひかり」で相手を弱体化させたりして、「マヒャド」「バギクロス」の呪文を叩き込んでくる。倒すと「紅魔男爵ハンター」という称号が手に入る。
- 闇芸人ルルルリーチ
『ドラゴンクエストⅩ』の旅芸人クエスト最終話「笑いの極み」に登場するボス。笑いの才能があったが、自分が魔物だったため世間に認められず絶望して芸に強い憎しみを抱き、旅芸人を抹殺しようとしたポルファンの兄弟子。戦闘ではグレムリン3兄弟(ラギー・チギー・ムギー)と共に闘い、「バギクロス」や「ヒャダルコ」といった呪文を使ったり、「ぶきみなひかり」や「あやしいひとみ」で相手を不利にしてきたり、倒れたお供を「せかいじゅのは」で復活させてくる。