動画配信者の3人は突如現れた謎の着ぐるみから逃げ延び、廃レジャーホテルから生きて脱出することはできるのか?
概要
本作は殺人着ぐるみから逃げながら、廃レジャーホテル内を探索しヒントを手がかりに謎を解いて脱出を目指す横スクロールアクションアドベンチャー。
ゲームを進めていくと、少女たちにさまざまなハプニングが訪れる。ハプニングが発生したら、プレイヤーは画面をタッチしたり、所持しているアイテムを駆使して問題を解決していくことになる。ハプニングな場所をタッチしてもゲームオーバーにはならないので、安心してタッチしよう。
本作はワンプレイ数時間でクリアできるコンパクトなものだが、1度ゲームをクリアすると隠し要素が開放される。
女学生のメインキャラ三名による横スクロール画面が中心のホラー系アドベンチャーゲーム、という点は1996年3月にヒューマン株式会社が発表したトワイライトシンドロームがモデルと思われる。
STORY
動画配信者である生駒、桜井、白石の3人は、「廃墟へ撮影に行きたい」という桜井の提案で、地元で有名な心霊スポット『ホテル_イザナミ』へと訪れた。
とりたてて大きな逸話があるわけでもないよくある心霊スポットでの撮影。
何事もなく撮影を終え、ホラーっぽい動画が作れればいい――ただそれだけだった。
撮影中、一人はぐれた生駒は、突如動き出した着ぐるみに襲われる。
その後も閉じ込められたレジャーホテルの中で数々な危機に襲われる3人。
なぜ着ぐるみは3人を襲うのか、どうしてホテルに閉じ込められたのか。
はたして 3人は、無事にこの廃レジャーホテルホテルから脱出することはできるのか――?
廃レジャーホテルを舞台に命をかけた動画配信がはじまる―
登場人物
スタッフ
ウェブコミック
一二三書房『コミックノヴァ』で「廃深」、ビーグリー『まんが王国』で前日譚「廃深零」がそれぞれ連載されていた。
余談
Switchの本体設定で設定後、ホームボタンを素早く2度押すことで画面を拡大することが可能。何かを大きく見たいときにはきっと役立つ。何かに役立ててほしい。
英語版は配信を意味する『LIVE STREAM』というストレートなタイトルになっているのだが、そこから誤解が生じてか漢字が分からない外国人ユーザーが本作と無関係のイラストなどに廃深タグを付けてしまう例も少なくない。
関連動画
関連タグ
Nintendo Switch ニンテンドースイッチ Steam
関連リンク
廃深零の重大なネタバレ
4人目の友人・夏帆を加えたオリジナルストーリーが展開され、最終話では原作通り3人で廃ホテルを探索する。
しかしストーリーが大きく変わっており、殺人着ぐるみが味方として悪霊と戦ってくれ、黒幕の悪霊たちが無数のカマドウマとなっている。
着ぐるみには亡霊が宿っているのだが、悪霊たちに囚われていたためホテルから出られなかった。しかし着ぐるみの導きにより4人が地下の祠の人形を治したことで悪霊たちは追い払われ、着ぐるみの亡霊も成仏するという結末を迎えた。
サービス要素としては、悪霊カマドウマたちに夏帆の衣服が食べられて下着姿にされたり、3人が衣服にくっついたカマドウマから逃げるために脱いで下着姿になるというものがある。
そしてエンディングではこの4人こそが学園に伝わる最後の7不思議そのものという衝撃のオチが展開された。この4人と一緒に撮影に加わると神隠しに遭うという話が七不思議のひとつとして学園に伝わっているのである。
ラストシーンでは4人が不気味な顔で読者に「わたしたちと楽しくアソビマショウ――」と声をかける姿が描かれている。
果たして彼女たちは人間だったのか? あるいは人間ではなくなってしまったのか? すべては謎である。
(この漫画は独自解釈の下に描かれたという注釈があり、公式のものとは言い難い点に注意)