ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

元祖天才バカボンの編集履歴

2023-06-15 21:38:11 バージョン

元祖天才バカボン

がんそてんさいばかぼん

元祖天才バカボンとは、赤塚不二夫による漫画作品「天才バカボン」の2度目のアニメ化の際のタイトルなのだ。

見ないと逮捕なのだ。


概要

1975年10月から1977年9月にかけて、日本テレビ系列局(ただし北日本放送除く。もっとも該当放送局では本放送期間終了後に平日夕方のベルト番組として放送してはいる)ほかにて放送された。

全103回・204話。基本2話構成だが、1話前・後編構成を2回採用している。


実はこの2度目のアニメ化、作者の赤塚不二夫は元々は拒否するつもりだった。「(1971年に)アニメにしてもらったのはいいけど、俺が作ったものとは全く別のものにされてしまったのだ」と言うのがその理由である。初代アニメはスポンサーや局との問題もあり、途中から東から登ったお日様が西に沈むような心温まる内容になってしまったのだ。

そんなこともあり、「この度は出来るだけ原作通りに作ろう!」と心がけた。タイトルに「元祖」がついたのはこのため。

ただし、やむを得ず作り替えた部分はありはする。また、流れ的には、最初のアニメ版の続き、と言う格好であり、ハジメが始めから登場する(初代アニメ最終回に関してはなかったことにされたようなのだ。あと、もちろん植木屋では無い)。


ガンバの冒険」の後釜として作られたため、第1話ではバカボン一家がガンバ達の決めポーズを拝借して気合いを入れていたり、ガンバのキャラが時々一瞬だけ登場する。

さらに本作は次番組のルパン三世PART2に多大な影響を与えており(特に青木悠三回で顕著)、73話にバカボンのパパが一瞬エキストラとして出演したことがあるほか、「ルパンのお料理天国」の回では雨森雅司、増山江威子、緒方賢一が揃いバカボン化している。


スタッフは出崎統筆頭にそうそうたるメンバーで、近藤喜文のギャグアニメでの作画が見られる貴重な作品でもある。

キャラデザが崩れても良いのでとにかく動かすという作画であり、劇画バカボンの回は有名。背景画もかなりユーモラスであり、後のシャフト黒板ネタなどに通じる趣がある。


ゲストキャラの声優が少ないという特徴があり、八奈見乗児北村弘一緒方賢一でほとんどのゲストをやっていて、それでも足りないとレギュラー陣も動員する。緒方賢一が演じるキャラはヤバいことが多い。


この他、特別ゲストとして田中角栄によく似たキャラやピーナッツ(意味深)が度々登場し時代を感じさせる。


頻繁に再放送されていたが、実は再放送の方が視聴率が良かった、と言う、シャレにならない逸話がある(実際本作の最高視聴率は、再放送の際に記録した)。アレですか。


エンディングテーマは2種類ある、と言うと驚かれるだろうが、有名な「元祖天才バカボンの春」の他に、「パパはやっぱりすばらしい」と言う曲が存在する。

ただこの「パパはやっぱりすばらしい」、赤塚ギャグ漫画らしからぬ教育に良い歌詞であるためか、わずか9回しか放送されなかった。ゆえにどうしても2代目のエンディングテーマ「元祖天才バカボンの春」しか印象に残らない訳である(しかもこの曲、作者の赤塚がわざわざ作詞してるし)。


関連動画

※エンディングテーマにご注目を。

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました