「お楽しみ中、失礼します……」
「ああ、アンタらを地獄に送る死神ですよ……」
概要
CODE-ELの下位メンバーであるほか、最近できた中華系の愚連隊もしくは人身売買組織である「我流堕」のメンバーとして幹部クラスの待遇も受けていた。
人物
容姿
中華風の衣装と額に彫られた目のようなタトゥーが特徴的な男。
性格
ターゲット殺害直後に背伸びしながら「今日の晩御飯、何食おっかなぁ~」と平然と発言している他、罪もない子どもたちをモノ扱いをし「感情など邪魔」として子供を他国に売る外道なシノギに関しても平然と行える等、まさに感情のない殺戮マシンといえよう。
また、謎に食事に執着がある。
能力
大陸拳法の発勁を得意としているほか、服の内側には隠しの甲冑や暗器を、口内には硫酸入りカプセルを仕込んでおり、あらゆる状況に対応できるよう備えている。
ただし、既に買い手が付いている子供を攻撃の盾にしたり、和中の実力を見誤り全力を出す前に倒されたところを見ると、判断力にやや劣るところがある。
なお和中曰く、すべて出す前に殺してしまったため本当の実力はわからないが、もしかしたらまだ奥の手を隠していたかもしれないとのこと。
組織では下位とされている鷺忌だが和中は鷺忌戦で明らかに苅込戦より苦戦していたため改めてCODE-ELのバグ大世界における平均レベルの高さが発覚した。
活躍
冒頭のCODE-ELの紹介シーンに登場。世界的大企業のCEOをさも当たり前かのように暗殺した(冒頭のセリフはいずれもこの回のもの)。
余談だが、この回は後のレギュラーメンバーである香鈴の初登場回でもある。
冒頭で少し登場。食事のシーンで番場の隣に座っており、毛利側についていたことが判明する。
天羽組のシマである空龍街にて子どもの誘拐を行っていた中華系の愚連隊「我流堕」のメンバーとして本編に登場。
子どもを誘拐しているところを目撃した速水を得意技の発勁でダウンさせ、仲間とともにそのまま逃走した。
その後、誘拐された子どもたちを解放するために我流堕のアジトに乗り込んだ和中・小峠と遭遇。罪もない子どもたちをモノ扱いしたことで和中を怒らせたが、その際に発した和中のオーラを見てなお笑い、自己紹介をした直後に攻撃を仕掛ける。最初の攻撃は防がれ、逆に和中の斬撃を食らうも、隠しの甲冑で防御し、そのまま暗器を投げる。本来和中なら避けられる程度のスピードだったが、後ろに誘拐された子どもたちがいたことで子どもを守るために和中は動けず、そのまま暗器を食らわせ、その直後に発勁で追い詰めることに成功する。しかし、これによってブチギレた和中に攻撃され、隠しの甲冑ごと腕を破壊された。しかし、それでも引くことなく膝に隠していた暗器で攻撃するも、今度のは完全に見切られて剣で弾かれ、口に含んでいた硫酸入りカプセルも難なく避けられてしまう。そして、最期は稲妻のような突きで心臓を貫かれトドメを刺された。
結果的には敗北したとはいえ、あの和中をして「難敵だ」と評価するほどの高い戦闘力・暗殺スキルを備えている男だった(これで下部扱いなのだから組織のレベルの高さが窺える)。なお、本編公開後の公式Twitterでは「ロイは完全に死んだ模様。」とツイートされており、このことからジェイクのように「死んだと思ってたけど実は生き延びていた」という可能性は完全否定された。
冒頭のCODE-ELの構成員一覧で鷺忌が死亡したことにより黒く塗りつぶされた。
余談
実は何気にCODE-ELに所属していることが確定している現役メンバーの中では初の死亡者であり、(現時点でCODE-ELに所属していたかどうかが不明である操神は除く)。また、善人に手出しすることを良しとしない毛利班に所属していながら、なぜ人身売買の依頼を引き受けていたのかは不明。同じく毛利班にいたピンク同様、毛利公平を裏切ったのかさえも謎のままである。
関連タグ
殺し屋ジェイク--CODE-ELの構成員で、天羽組の野田を苦戦させるも、ギリギリで逆転負けしてしまった。野田との激戦を経て一時期は死亡したものと思われていたが、後に生存していたことが判明。(最も後に鶴城史之舞によって殺されてしまうのだが。)
翠蘭--あらゆる中国拳法をマスターしたとされるCODE-EL構成員。鷺忌と同じくおそらく中華系と思われるが、実力は鷺忌より翠蘭の方が上の模様。
元雲嵐--ヒューマンバグ大学に登場する中華系の殺し屋という点で共通。翠蘭とともに裏中国拳法二大巨頭と呼ばれていることから、実力は鷺忌より元の方が上だと考えられる。