「フゥ~~ 今すごく手に汗握っちゃったよなぁ~~~」
概要
単行本4巻に登場。
ネアポリス王国のテロリスト。SBR開催の2年前に国王の暗殺を企てて馬車を爆破し、結果として暗殺自体は未遂に終わったものの、子供2人を含む5人を爆殺した。その後、拘束されて死刑判決を受けたが、獄中に持ち込んでいた少量の爆薬を看守の耳に流し込んで殺害し、脱獄した。
国王から恩赦を得るためにSBRに参加したジャイロの優勝を阻止するため、自らSBRに参加しジャイロの暗殺を企てる。
特設の宿場町に到着後、ジャイロの動向を探るべく手紙を盗み読みしていた。背後からマウンテン・ティムに咎められるが、自分の皮膚を爆弾化させて部屋ごと彼を爆破した。直後に追いついてきたジョニィとジャイロの2人も、自身の能力で手玉に取るが、ジャイロの決死の一投を喉に受け逃走。
自身を追跡してくる2人に対しても、あらゆるものを爆弾化させる能力の特性を活かして蜂の群れや水、煙草の煙を差し向けて翻弄する。しかし、爪弾の回転音を爆弾化した蜂の羽音と勘違いし、一瞬の当惑の隙を突かれて2個の鉄球を顔面にぶち込まれて敗北した。
スタンド 「ボクのリズムを聴いてくれ」
【破壊力 - B / スピード - C / 射程距離 - C / 持続力 - B / 精密動作性 - E / 成長性 - C】
SBRの2nd STAGE期間中に悪魔の手のひらを通過したことで発現したスタンド能力。襤褸のように裂けた外套を羽織った鳥人のようなスタンド像を持つ。当人の発言を信用するならば、能力を獲得してから丸4日しか経過していないことになるが、元々爆発物を用いた暗殺術に秀でていたからか、高いレベルで能力を使い熟していた。
その能力は早い話、あらゆる物質を時限爆弾にする能力である。生物非生物問わず、自分と接触したものであれば水やタバコの煙といった流体であっても爆弾化でき、一度に爆弾化できる対象数にも制限はない。
爆弾化した物体にはm一定時間で外れる時計のような「ピン」が取り付けられ、「ピン」が抜けた物体は更に一定時間経過すると手榴弾のように爆発する。「ピン」が抜けないよう抑え付けるか、抜けても起爆する前に差し直せば爆発しない。
日本語の文章という独特なスタンド名を持つが、これはオエコモバの名前の由来である『Oye Como Va』を和訳したもの。
プエルトリコ系アメリカ人で「マンボの王様」と呼ばれたティト・プエンテのチャチャ「Oye Como Va」が由来だが、日本ではサンタナによるカバー(邦題『僕のリズムを聞いとくれ』)で知られている。