概要
『一勝千金』はマンガワンや裏サンデーにて連載中の女子専門裏格闘技団体運営ドラマ。2023年5月1日よりマンガワンにて連載開始。
原作:サンドロビッチ・ヤバ子、作画:MAAM。
同原作者による『ケンガンアシュラ』『ダンベル何キロ持てる?』と世界観を共有しており、女子専門裏格闘技団体運営をテーマにしていることから、登場人物が色々とワケありの女性達がメインとなっている。
あらすじ
怪我で表格闘技への道を閉ざされた元格闘家、求心力0の貧乏組長、狂犬汚職警察官。中学校からの腐れ縁の3人の女たちが一攫千金を夢見て裏格闘技団体『戦乙女(ヴァルキュリア)』を立ち上げた。
花形選手として迎え入れられた女子高生本郷姫奈は、可愛らしい見た目からは想像も出来ない程に危険な少女で…
登場人物
メインキャラクター
- 天馬希望(てんま のぞみ)
裏格闘技団体『戦乙女』のオーナー。かつては裏格闘技「アンダードッグファイト」戦士だったが、客受けが悪い試合ばかりのためクビに。学生時代にダイエット目的で格闘技ジムに通い始めたが気付いた時にはプロになり、中規模団体で活躍。しかし大手団体に参入直前に網膜剥離でゲームセット。以後は未練がましく裏格闘技に参戦してたが無職になったあと、幼馴染3人で飲み会をしたあとに、『戦乙女』を立ち上げることを決意する。
戦闘力は本物であり、瞬殺ショーを繰り返す姫奈の攻撃を数度受け止めている。
鋭い瞳とギザ歯が特徴の警視庁少年課の警察官。組対の所属だったが結果を出すために手段を選ばず、極めつけに上司を半殺しにしたため、少年課に左遷された。
希望とは小学校からの付き合い。
『戦乙女』の選手提供を担当している。
おっとりとした関西弁を話すグラマーな女性。暴力団・神宮寺組組長。前組長が愛人に産ませた子供で、前職はクラブホステス。社会人一年目で前組長が急死し、半ば無理矢理組を継がされてしまった。当然求心力もあるわけがなく、減り続ける組員と共に大手暴力団の影で水商売や風俗でほそぼそと食っている状態。
希望、いちかとは中学生の頃に転校してからの付き合い。
『戦乙女』では客や場所を担当している。
- 本郷姫奈(ほんごう ひな)
『革命姫』
皇楼女学院に通う現役女子高生にして『戦乙女』の花形闘士。
星の形をした瞳を持つ愛嬌のある可愛らしい女子高生だが、『戦乙女』では「遅い」と言われる相手を瞬殺しつづけており、「速い人」との戦いを望んでいる。
かつては過激派カルト教団『神の軍勢』の教祖・高橋超源の養女だった。そこでは徒手格闘から重火器の使用まで徹底的に戦闘スキルを叩き込まれており、並外れた戦闘能力はそこで培われている。公安の監視対象だったが、ある日突然打ち切られており存在そのものが特異とされている。