この項目はpixivでR-18Gに該当する内容を解説しています。
人によっては精神的に不快や不安を感じさせる内容を含む内容ですので、そのようなものが苦手な方はご注意ください。
なお、メイン画像はイメージです。
概要
特定のキャラクターが物理的・精神的・社会的に虐待やいじめ、虐殺その他悲惨な目に合うような創作ジャンルのこと。
当人に原因がある制裁や、登場人物の誰にも害意はなかった事故、または被害を被るギャグ展開の場合なども含む。
多くの場合、「○○虐」(○○はキャラ名かその略称)と名付けられる。
特にもともと虐待創作ジャンルに使われていた呼び方だが、その後比喩などとしても用いられるようになった。
pixiv内およびpixiv百科内にも「〇〇虐待」「〇虐」と名付けられた関連する虐待創作ジャンルの作品や記事はあるが、ヘイト創作とも重なり、多くの人が不快になりうる表現が多用されるため、本来ならばこれらが「〇虐」のタグ名の元ネタとなるのだが、そういったものが苦手な方や未成年のゾーニングの為に個別記事へのリンクは行わない。
虐待創作ジャンル
特定キャラクターを貶め、虐待ないし虐殺することを主眼に置いた創作ジャンルである。
特にマスコット系キャラクター、ないし既存キャラクターをマスコット化したようなキャラクターに対して行われることが多い。
多くの場合はキャラクターが属する本来のジャンルとは異なるものとして扱われる。
マスコット系のキャラクターや、既存の版権キャラ、版権キャラを過度に(ときに醜悪に)デフォルメしたものを虐待する創作ジャンルがアングラに存在している。
マスコット系のキャラクターに対してキュートアグレッション寄りの「かわいそうなのがかわいい」的な二次創作が出てくると、
今度はそのキャラクターを醜悪な害獣に設定し、それを制裁するざまぁ寄りの作品が続けて生じる。
対象キャラは虐待されるのに都合がいいよう、不快な性格や生態になったり、脆弱になったりと設定が改変されていくことが多い。しかしそうした独自設定が更に共有、発展するにつれて、最終的に二次創作とは言い難いほどの独自世界観へ発展する現象がしばしば見られる。
嫌悪や憎悪から行われる「ヘイト創作」的なものや、単なる「ストレス発散のサンドバッグ」的なもの以外に、かわいいものにいたずらしたいという「キュートアグレッション」寄りのものもある。
ときには発達した独自設定をもとに「か弱い生物が理不尽に打ちのめされる悲劇」「架空生物のナショナルジオグラフィックめいた生態ドキュメンタリー」などのような作品も生まれるようになっており、暴力やグロテスク表現に耐性のある人たちにとっては独特の魅力あるジャンルになっていることもある。
何にせよ他に権利者のいる版権キャラクターを害獣に仕立て上げていじめてることには変わりないため、強い不快感を抱く人も多く、決して一般向けではない、棲み分けが必要なジャンルと言える。
インターネット上では、もともとは荒らし行為として、他ユーザーが愛でていたキャラクターを虐待・虐殺する改変作品を投稿したところから生じたものが発端となっていて、
また虐待創作の話題をそうでない場に持ちだす荒らしも発生することから、荒らしのおもちゃという側面もある。
しかし、一嗜好として迷惑行為にならないように楽しんでいるユーザーも多くいるため、キャラ虐ジャンル愛好家を不当に叩く行為は荒らしと同じ穴の狢に成り下がる行為である。
…というか、その辺の議論は既に「マ虐論争」の段階でし尽くされているため、先人と同じ轍を踏むことがないよう努めるべきである。
派生・比喩
上述のキャラクター虐待創作ジャンルになぞらえて、キャラクターを虐めたり苦しめる公式や二次創作での扱いを派生的ないし比喩的に「○○虐」と呼ぶことがある。
- 隙があったり、可愛い怯え姿を見せたり、うざかわいい系だったりなどドSホイホイなキャラクターに自然発生した虐待二次創作群。
- プレイヤーキャラへの当たりが強かったり、他キャラに迷惑をかけたりなどユーザーの感情を逆撫でし、嫌われたり昏い欲望を抱かれたキャラクターに自然発生した虐待二次創作群。
- 公式作品の時点で(製作スタッフに虐待されているかのように)危険や苦難、過酷な境遇を与えられているキャラクターの扱いへの比喩。また、そうした作中での扱いを元にした曇らせ二次創作群。
- ゲームジャンルにおいて、特定のキャラクターを酷使したり虐待・虐殺するプレイが効率的だったりする様への比喩、およびそれを元にした二次創作群。
などがある。こうした比喩的な用法から遡る形で虐待創作ジャンルに発展する例もある。
関連タグ
派生・比喩の例
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