無免ライダー

むめんらいだー

無免ライダーとは、「ワンパンマン」に登場するキャラクター。

正義の自転車乗り　無免ライダー参上！

※以下、ONE氏原作版におけるネタバレが含まれます。ご注意下さい。

プロフィール

自称：正義の自転車乗り。

「ジャスティス号」と名付けられた、なんの変哲もない自転車（村田版では明確にママチャリとして描かれている）に乗って現場へ現れるC級1位のヒーロー。

村田版ワンパンマンの公式解説本である『ヒーロー大全』によると、元々はオートバイに乗っていたが、現場へ急ぐためにスピード違反を繰り返して免許を取り消されてしまい、自転車を使う様になったという。

また村田版では病院で看護師から「サトルさん」と呼ばれており、サトルが本名らしい。

初登場した12撃目でもハンマーヘッド相手に一撃で倒されてしまうなど戦闘力は高くないものの、地道な社会貢献が評価されてC級1位になったらしい。

本人も弱さを自覚しており、B級では通用しないとして敢えてC級に留まっている。

一方でヒーローとしての志は極めて高く、B級やA級を瞬殺し、S級ですら退けた怪人である深海王に、勝てないと知りつつも民間人を守る為に単独で立ち向かった。

　「勝てる勝てないじゃなく

ここで俺はお前に立ち向かわなくちゃいけないんだ！」

深海王に立ち向かう姿は、サイタマからも称賛された。

村田版では深海王戦後にサイタマのB級昇格をおでん屋台で祝ったり、ガロウ戦で無免ライダーが入院した際にサイタマが見舞いに訪れるなどの交流が描かれている。

同じく村田版では入院中にタンクトップマスターと同室となり、怪人協会の襲撃に共同で応戦し、共に病院を抜け出して市民の救助に向かうなど、互いに信頼し合う仲になっている。

ネオヒーローズのアクセルは、無免ライダーに触発されて自警団を結成した旨を語っており、無免ライダーに特注のバトルスーツを提供している。

ジャスティス号を相手にぶつける「ジャスティスクラッシュ」以外は、徒手空拳で相手に立ち向かう。

『ヒーロー大全』に記載されている体力、戦闘力の値はC級最低という訳でもないので、弱いと言っても一般市民よりは強い様だが、作中では格上の相手にばかり挑んでいるために勝率0%だった。

しかし、そんな彼に変化が訪れる。

138撃目でA級ヒーローやネオヒーローも歯が立たなかった怪人に単身挑み、斃れかかるも、アクセルから贈られていた特注のバトルスーツを起動。

レベル鬼の怪人をワンパンで粉砕するという、S級ヒーロー並の力を得た。そんな無免ライダーの姿に他のヒーロー協会所属のヒーロー達も続々とネオヒーローズに移籍するようになる。

その後はネオヒーローズから「ネオ無免ライダー」と呼ばれる等、ネオヒーローの一員と見做されるようになったようだが、正式に移籍したかどうかは不明。