マンタロー
まんたろー
『エイ!(一攫千金 千客万来!)エイ!(マンタの マンタロー!)』
『エイエイエーッ!(よーし、このままガンガン行こう!ボクらのチームに栄光あれ!)』
曖昧さ回避
- スプラトゥーン3に登場するキャラクター。本記事で解説。
- ミントシロップで作った緑色の飲み物。フランスの夏では定番。
- 『スーパーマリオギャラクシー』の登場キャラクター。→マンタロウ
- 『どうぶつの森』シリーズの登場キャラクター。→まんたろう
容姿
姿は水玉模様のマンタそのものだが、マンタ族も地上に適応した他の魚介類の例に漏れず、胸びれの下付け根が足のように変異している。また目の位置も、表側から元々は鼻の孔だった腹側へと移動している(現実のエイもよく垂れ目や猫の顔に例えられている)。
服なども着ていないが、触覚があるであろう頭部には祭り風の飾りを被り、赤い紐で目下にくくり付けている。
他の所持品には般若面チックなエイ面を持ち、つけていることもある。
人物
フルネームは「曼蛇 太郎喜左衛門宗清」(マンダ タロウキザエモンムネキヨ)。
類稀なる舞踏と音楽の才覚を持ち、若くしてバンカラ地方最古と言われる舞踏の流派「曼蛇流」の当主を務めている。
イカ語を喋らず「エイ!」としか言わないが、括弧内に翻訳が表示されており、他の劇中人物とも普通に会話が成立している。
一人称は「ボク」で、のほほんとした顔つき通り、ウツホやフウカよりは温厚な平和主義者。
手先が器用で、ピアノなどの楽器はもちろんあらゆるブキを使いこなし、好きな物の事になると口数が増える。しかし、ブキチのブキ愛にはまだまだ及ばないらしく、カンブリアームズから戻ってくると決まって干からびているらしい。
フウカとウツホとは三家の会合で幼少期から顔を合わせていたものの、当初は挨拶し合うだけでそれ以上の接点はなかった。
しかし中学生時代、ピアノの演奏を得意としていたマンタローを、当時隣のクラスだったフウカとウツホが歌の範奏役として呼び出したことをきっかけに意気投合した模様。なお、呼び出された当時のマンタローは2人にカツアゲされるのではないかと気が気でなかったらしい。
バンカラジオのステージ紹介ではちょっとした豆知識を披露する一方で、時折その容姿をネタにされることがある。マサバ海峡大橋にて音楽番組を収録した際、強風で地面に突っ伏してしまい、そのまま起き上がれなくなったためお蔵入りになったことがある。コンブトラックの紹介時には、フウカに「マンタローがチャリに乗ってるのを見たことが無い」と振られ、自転車のペダルに足が届かないことを零している。ヤガラ市場のインクレールに乗って移動している時、フウカやウツホに大きな鳥に見間違えられたこともある。
趣向
じゃんけんでチョキが一番強いと思う理由は、咄嗟に出すのが難しい手であるため。
無人島に行くならばヒマつぶしを持って行く。なお、道具や食料については、持ち前のサバイバルスキルでなんとかするとのこと。
ポケモンで最初にパートナーにするならば、弱点が少なくいろんな状況に対応しやすいという理由からみずタイプを選ぶ。
好みの味はさわやかな酸っぱい派。
いろいろなチョコレートの原料になるホワイトチョコが好み。
スキーをしているときに、雪男らしき足跡を見たらしい。
強大な相手に立ち向かったり、ヒビの入ったカベをバクダンで壊したりするための勇気が欲しいとか。勝利のためには勇気を持って前に出ることが大切である(勇気なきインクに力は宿らないと主張している)。
好みのアイスはクールでさわやかなチョコミント。ス~ッとする感覚とパリパリチョコの相性が良いらしい。(歯磨き粉ではない。)
富や名声よりも愛を大切にする。家族愛、恋愛、友情、あたたかい繋がりはすべて愛であり、愛のない人生は悲しいとのこと。富派のフウカに対し、お金は愛のために使ってこそだと反論している。
余談
フェス時のマンタロー陣営は『廃人だらけの少数精鋭』で固められている事に定評がある。
ゲーマー達にとってはやはりシンパシーを感じるのだろうか?
関連タグ
シオカラーズ:「春風とペトリコール」という曲で共演していると思われる(こちらではRANOMATと名乗っており、並び替えるとMANTAROになる。海外ではIan BGMと名乗っているが、こちらも並び替えると英名であるBig Manになる。その後ウツホとフウカに正体がバレたらしく、鬼の形相で追いかけ回された上、顔に青アザを残された。が、そのときの2人が恐ろしくもかっこよかったとのことで、この体験をもとに新曲を出している)
ネタバレ注意
イカ、ヒーローモードのネタバレが含まれます。
エイ!(待つんだッ!)
…エ゛ーイ!(オタカラは ゆずれない!)
エ゛エ゛エ゛エ゛イ…!(ホントは戦いたくないけど…)
エイッ!!(バンカラのために!!)
すりみ連合三人で地下空間・オルタナに盗賊としてオタカラ探しに訪れ、自身はサイト6「しあわせリサーチラボ」のボスとして登場。他の二人同様、新3号たちがオタカラを狙っていると思い込み勝負を挑んでくる。
すりみ連合の中では最後に戦う相手となる。お面を被りヒレをすり合わせて、独特の色のインクに塗れて変身したその姿は……
ふしぎせいぶつ マンタロー
なんとシルエットのような平べったい巨大なエイの影であった!
…完全にスーパーマリオサンシャインに登場するマンタのパロディであり、「ふしぎせいぶつ」の二つ名まで全く同じ。いっそい清々しいほどの自社パロディっぷりだがソレもそのはず、コレこそがマンタローの使う古式舞踊の正体らしい。 古式とはそういうことか……!!?
見てくれだけでなく、青緑色と黄色のインクでステージ中を塗ってくる所も、こちらが放水…もといインクを当て続けると分裂する所もオマージュ元そのもの(本人曰く影分身らしい)。
分裂した影分身を完全撃破すると、インク内から新3号のインクと同色に染まったタコポッドが一瞬だけ出現し、即起爆する。影分身の正体はタコポッドなのか… ?
あちらとは違い、本体やインクに触れただけでは即ダメージにはならず、分裂数も最高速度も控えめと楽になっている。
しかし、高頻度でセンプクして見えなくなり、隙を突いてスプラッシュボムやトルネードをポンポン投げ込んでくるため油断は禁物(幸い、センサーを習得していると識別可能)。
さらに足を止めると、こちらが使用するストリンガーのようなインクの矢を曲射で放ってくる。威力は大したことないが、放たれた瞬間に着弾するため足を取られやすい。
インクのしぶきを上げる突進攻撃はマンタローの影の進行方向上にいると使ってくる。
最小サイズまで分裂した中に一体だけ紛れている本体さえ倒せれば、マンタローがひっくり返り攻撃できるため、全ての分身を倒す必要はない。
そのためセンサーで見分けるか、豪運によって最速で本体を倒してしまえば、ほとんど何もさせずに撃破することも可能である。
一方、見た目だけでは本体が分からない為、運悪く本体に当たらず分身を放置していると、いつの間にかフィールドの殆どが塗り潰され、回避やインク補充もままならなくなる危険性がある。
シューターの直接攻撃しか通じず、チャクチでの一掃が出来ないので、一度頭数による飽和攻撃に晒されると、サンシャイン以上に形勢逆転を狙いづらい。
総じてやりこみ具合と運によって、攻略難易度が激変するボスと言えるだろう。
■2段階目
エイ…!(やるね…!)
エイ!(でも、負けないよ!)
エエエエイ!(今こそ修行の成果を!)
段階が進むごとに分裂の回数が増える。マンタローのインクに足を取られないよう注意。
■3段階目
エ、エイ…!(つ、強い…!)
エイ……!(このままじゃ終われない!)
エエエエエイ!(悪いけど本気で行くよ!)
3段階目になると平坦だったステージから4つの丸い段差が出現し、逃げるのに手間取りやすくなるので注意。加えてスプラッシュボムがトーピードに変わりホーミングしてくるため、混戦の中で迎撃しなくてはならない。
■撃破後
エ゛…(や…)
エイーーッ(やられたーーーッ)
エイ…!(この場はこれまで…!)
エイッ(えいっ)
負けた後は例によって、ボムの爆風で吹っ飛ぶ形で撤退する。
が、このボム、叩きつけた床がインクで濡れているとうまく破裂せず時間差で爆発する。
■余談
実はすりみ連合の3人は、Splatoonシリーズで初めて規則的な模様のインクを使うキャラである。
すりみ連合はボスとして戦うとき、連合のマークの円がいくつも並んだ和風の模様のインクを使ってくる。
すりみ連合の3人は名家の生まれで、特殊な能力を身に着けている。
特にマンタ族は本来イカやタコの様にインクを操る能力を持たないらしいが、独自の食事と修行により、毒性の体液を作り出す術を会得している模様。
ウツホのインクは鮮やかな黄色をベースに山吹色の模様、フウカのインクは鮮やかな青をベースに淡い青の模様であり、色の違いが視覚的にわかりにくい。
そのうえフウカは広範囲を塗る攻撃を使ってこないため、あまり気づかれない。
一方マンタローのインクは青緑をベースに黄色の模様という、視覚的にわかりやすい色である上に、マンタローは移動の時に広範囲を塗るため、非常にわかりやすい。
プレイヤーが使うインクは完全に単色で、消毒インクやケバインクは不規則なマーブル模様であるなど、しっかり差別化がされている。
ちなみに色覚サポートをオンにすると青単色になる。