概要
歯ブラシで歯垢をこすり落とす効果に、歯磨き粉で汚れを洗い落とす効果が加わることで、歯がいちだんと清潔になると予想される。
チューブから絞り出すときれいなストライプを形作っていたり、いろんなフルーツの味がしたりして、歯磨きの時間が待ち遠しくなるような製品もある。
うがいをして口の中をきれいにする液状の歯磨き剤もある。⇒液体歯磨き
歯磨き粉の歴史
現在の歯磨き粉はペースト状の練り歯磨きが一般的であり、とても粉には見えない。では、どうして歯磨き"粉"というのかと言えば、戦後しばらくのころまではちょうど粉石鹸のように実際に粉末状をしていたからである。
容器もチューブではなく缶であった。それを歯ブラシに付けて使っていたわけである。
更に歴史をさかのぼると、細かな砂を楊枝に付けてそれで歯をこすっていたとの記録がある。まさに「歯磨き"粉"」である。
その言葉が現在まで残っているわけである。
揶揄として
ミント味がすることからチョコミントアイスなどが歯磨き粉と呼ばれる。ただし、この言葉を使うと本気で怒る人もいるのを忘れてはいけない。そもそもが同じミントを原材料にしているだけである。自虐ネタとして使う分にはいいが、公の場では使わないようにしよう。