「子供の頃からの夢でしたからね。殺し屋になるのが………」
「俺は……俺こそ本当の……悪!!」
概要
本名不明の人物で“ともだち”組織の一員。
“殺し屋”という名称は単行本の人物紹介によるもの。
人物
爽やかな容姿の美男子。恋愛術に長けており、“ともだち”とキリコを恋仲にさせるためのマニュアルを作成した。
悪に憧れており、幼い頃から殺し屋になるのが夢であった。
その悪がかっこよく映るためには正義の味方が必要だと考えている。
1989年に高校生であったため、ともだち暦3年の時点で45〜47歳あたりだと考えられる。
経歴
高校生の頃にケンヂと出会っており、一日にいくつもの善行をなす彼を正義の味方だと認定している。
大学2年の頃から“ともだち”の元に来るようになり、諸星の暗殺を依頼され駅のホームから突き落とす。また、依頼を受けた際の会話より、彼はこの当時から“ともだち”が複数人いる事に気付いていた模様。
また、ロボット工学の権威である敷島教授を組織で利用するためにその娘をナンパする。
ともだち暦以降は関東軍の総統という座についており、自分を倒しにやって来る正義の味方を待っていた。
東京を目指すため関所を抜けようとするケンヂをあっさりと通し、城内に侵入してきたところを玉座の間で待ち構えていた。
ケンヂに、キリコの恋人であった諸星を殺害したの自分であると打ち明け、今まで自身がしてきた悪行を嘲笑ながらに語る。
しかし諸星の殺害以外に語った悪事に関してはケンヂから「リアリティーがない」と一蹴され、更には本当は諸星を殺害したことをずっと背負いこんでいると突き付けられてしまう。
図星を突かれ錯乱し拳銃自殺を試みるが、ケンヂに阻止された上に「悪になるのは大変だ」「正義の味方になるほうがよっぽど楽だ」と今までの人生を否定されてしまう。
その後に降伏・取り押さえられたと思しき以降の彼の経緯は不明で、更に作中では最後まで本名は明かされずじまいとなっている。
その他
中盤以降、万丈目とキャラが被るために髪型を変えていたが、実写版では出番そのものを万丈目に取って代わられてしまう。
