シィアン・スンスン
しぃあんすんすん
容姿
お淑やかな雰囲気の美しい女性。緑がかった黒い長髪で、前髪は切りそろえられている。アオザイの様な袖の長い服を着ており、孔の位置は確認できない。仮面の名残を髪飾りの様に付けていて、右頬にピンク色の仮面紋がある。
アニメ版では大虚時代の姿も登場しており、破面になる前は頭頂部が装甲で覆われた(虚には珍しく顔が仮面で覆われていない)大蛇の姿をしていた。
最終章・千年血戦篇では服装が変わっているが、他の二人程の大きな変化はない。
人物
アパッチ、ミラ・ローズとは違い一応言葉使いは丁寧だが、かなりの毒舌家。常に袖口で口元を隠す癖がある。他の二人よりは冷静で視野も広い。ハリベルへの忠誠心は高く、また他の2人に対しても仲間意識はちゃんと持っている。
虚圏に攻めてきた星十字騎士団のキルゲと交戦、手も足も出なかったもののアパッチ、ミラ・ローズと仲良く三人でアヨンを召喚し一杯喰わせることには成功。しかしキルゲの不意打ち攻撃で倒され、結局召喚したアヨンもキルゲに吸収されてしまった。(代わりに卍解した一護とグリムジョーが彼女達の仇を討ったが)
帰刃「白蛇姫(アナコンダ)」
解号は「絞め殺せ『白蛇姫』(しめころせ『~』)」。
斬魄刀は袖の下に隠した釵型の武器。解放後は白いラミアのような姿に変化し、下半身が大蛇へと変貌する。実は腕も蛇に変化しているらしいが、袖に隠れて一見わからない。髪飾りのようだった仮面の欠片も長大化し、首の後ろまで届くほどになる。
千年血戦篇では「蛇殻砦(ミューダ)」という、脱け殻で霊圧を感知されずに隠れられる便利なシェルターを作る能力があることが判明した。
余談
絶対に口元は見せたがらないという彼女の行動から、「実は口の位置に虚の孔があり、それが彼女のコンプレックスになっているのでは?」という疑惑が一部では囁かれているが、実は1度口元が見えるシーンが315話に存在する。
愛染がスタークらと共にハリベルを呼んだ時、ハリベルの傍にいる彼女は口元を隠していない。