月丘ルーシー
つきおかるーしー
概要
花奏すずの中学時代からの友達にして高校のクラスメイトで、愛称「ルー」。
金髪のウェービーロングヘアにジト目、カーディガンの萌え袖、スレンダーな体型が特徴的で男子達からもなかなかに人気がある。
マイペースな性格で、言葉遣いにも癖があり、他人を呼ぶ時は「○○氏」、語尾に「~っす」をつけるのが口癖で、スマホを片時も離さず、「映える」と言いながら写真をよく撮る(本人曰く「毎日300枚は撮っている」)ミーハー系少女。
独特のセンスの持ち主で、奇抜なデザインのスマホケースを使っていたり、よく友達同士でのLINEで変な画像を送ったり、心霊写真が撮れた時にはかなり興奮し、その写真をポスターにして部屋に飾ろうとするなど、かなり変わっている。
ただし、自分や中学時代からの友達であるすずと鳥羽弥生、高校入学から友人となった風巻祭里の4人の中では、すずと共に学業成績はあまり芳しくない方にある。
実は豪華な屋敷で暮らす正真正銘の「お嬢様」であり、父親は貿易商、母親はモデル兼女優(祭里曰く、こち亀みたいな金持ち)。しかし両親は日々海外を飛びまわるほど多忙ゆえに家族一同が揃う機会はあまりない模様。リムジンの送迎をはじめ、屋敷には露天風呂や漫画などの様々な本が置いてある膨大な書庫など、様々な部屋がある(父親がジャパニーズ温泉好きと語る辺り、ハーフの可能性が高い)。
宇宙人や都市伝説の秘密結社といった存在は信じている反面、幽霊や妖怪の類は信じていない方であり、妖についても全て宇宙人などと結びつける思考に繋がっているため、妖を認識する力を著しく低下させてしまっている。
初登場は2話。幼馴染みである祭里との距離感を感じるすずに弥生と共に絡みに行った。その後、すずを守るために祭里の頼みですずが祭里に二人を紹介した。
祭里も愛読している「スイッチON陽師!」をはじめ、結城才培の漫画はデビュー作「白猫王国記」から全て紙媒体と電子書籍の両方でコンプリートするほどの大ファンということもあり、祭里とは漫画の趣味で意気投合している。
しかし異魂(イコン)と呼ばれる人間の負の残留思念の集合体に取り憑かれて心霊写真を撮ってしまい、弥生の提案もあってルーシーの屋敷でパジャマパーティーが開かれることになる。
入浴中、異魂に生命エネルギーを吸われて倒れてしまうが、眠っている間の精神世界で異形の姿に変貌した異魂に襲われそうになったところを男の祭里に救われた。意識を取り戻したその後、自身を救ってくれた男の祭里に惹かれる様子を見せ、すずを若干焦らせている(なお、異魂に取り憑かれて撮った心霊写真も普通の写真になっていた)。
その後、UFOを呼び出す儀式で男の祭里に変身したシロガネと遭遇し、マタタビ入りのすずだんごで酩酊状態になっていたシロガネとの会話のすれ違いから、「エドノヨ銀河から来た宇宙人」と勘違いして「シロマツ様」と呼び心酔するようになる等、祭里やすずの周囲の妖怪などの事情をややこしい勘違いをしてしまった。