プロフィール
| 誕生日 | 不明 |
|---|---|
| 年齢 | 11歳(という事にしている) |
| 血液型 | AB型 |
| 身長 | 133cm |
| 体重 | 30Kg |
| 趣味 | 読書、観察、何となくスヴェンを見ること |
| 好きな物 | アイス、花火、優しい人 |
| 嫌いな物 | 窓の無い部屋、怖い人、下品な人 |
| 好きなタイプ | 優しくて硬派な人 |
| CV | 福圓美里 |
概要
闇の武器商人・トルネオが指揮する科学者チームによって、ナノマシン生体兵器として生み出された存在で、外見はやや陰のある金髪の美少女。
体内で自らが望む性質を持つナノマシンを生成・操作する能力を持ち、戦闘ではそれを利用した身体変化(トランス)による攻撃を行う。
スヴェン=ボルフィードに心身共に救われたことがきっかけで、以後は彼を慕い掃除屋(スィーパー)の一員となる。
また、トレイン=ハートネットからは「姫っち」という愛称で呼ばれる。
それまでロングヘアだったが、ラストシーンではショートカットになった。
作中では掃除屋見習いという扱いだったが、2005年の読み切りで正式に掃除屋としてのライセンスを習得する。
当初は幽閉され殺人を強要されていた影響で感情表現が乏しく気弱な印象だったが、旅をしていく内に成長し、普段は無表情である事が多いものの笑顔も増えていき芯の強さを開花させていった。
スヴェンのことは恋愛感情にも近い思慕を抱いており「トレインを押しのけて相棒になること」を野望としている。
そのトレインにはぶっきらぼうな態度で接することが多い(曰く「ライバル」)が”仲間として大切”というくらいの意識はある。
三人組の中では最年少だがそのクールな性格でツッコミ役として彼等の一歩先を行っている。仕事が失敗した時に話を纏めるのは彼女の役目。
趣味は読書。
殺人しか教わってこなかった彼女の大事な知識の吸収源。IQがかなり高く一度読んだ本の内容は決して忘れない。
難しいものから変わり種までジャンルは問わず気になったものは何でも調べる質。ツッコミなど笑いのノウハウも本から学んだとか。
但し、覚えたての言葉を無闇に使ってしまうことも。「女にはやらなきゃならない時があるのよ」、逆さ吊りとか何処で覚えたんだか……。
コンビニコミックスに収録されたオマケ漫画では、掃除屋のライセンスを習得して笑顔を見せるなど明るいキャラクターになっている。
「トランス」
自身の能力で主に使った攻撃としては、髪の毛の先をナノレベルの極薄の刃に変化させた「ナノスライサー」、同じく髪の毛を複数の腕状に変化させた乱打、背中から天使の翼を生やすことによる飛翔など、彼女の想像力次第で様々な使い方が可能になる。
彼女のナノマシンの利用法は読書から得た発想による所が大きい。
衣服はナノマシンによって分解され、肉体と同化するので衣服が無くなるような変化をした場合でも着替えの必要は無い。しかしファッションの数はキャラ随一。
髪を介してナノマシンを自分以外の物に送ることもでき、テレビゲームに直接接続したこともある。
終盤では、トレインとの最終決戦で敗れたクリード=ディスケンスの体内にあるナノマシン『G.B』を破壊して、クリードを『ただの人間』に戻している。
余談
レギュラー入り
作者によると、当初イヴはレギュラーキャラとして仲間入りする予定ではなかったという(トレインとスヴェンのバディものでやっていく予定だった)。曰く「漫画のキャラが勝手に動いた」ということで、作者の予想を超えていきだしたのだという。
作者にとっては初めての体験だそうで、印象深いキャラになったようだ。
何はともあれ、成人男性二人の凸凹コンビにクールな万能美少女が追加されたことでバランスの取れたトリオが形成されたのであった。
その絆
- トレイン=ハートネット：ライバル。
- スヴェン=ボルフィード：想い人(？)。
- リンスレット=ウォーカー：本編で一度だけ「ママ」と呼んでいた(※その場凌ぎの嘘)。
- ティアーユ・ルナティーク：”生みの親”であり、見た目がよく似ている。
- リオン=エリオット：本編で激闘を繰り広げたが、収束後は良き友人関係を築いている模様。
- ケビン=マクドガル：終盤でイヴと行動を共にした掃除屋同盟の青年。紳士的で実力もあり良い人…なのだが一部読者から違う意味で目の仇にされたちょっと可哀想な人。
金色の闇との関係
同作者が後に連載する『ToLOVEる』には、外見・性格・能力がほぼ同じ金色の闇というキャラクターが登場する。
『ToLOVEるダークネス』で本名が「イヴ」であることも判明するのだが、作者の言葉を借りると「パラレルな別人」である。
人殺しの道具として生み出されたが、スヴェンに救われ「自由になりたい」と自分なりの答えを見つけることが出来て掃除屋になったイヴに対して、金色の闇はティアーユ博士と別れた後に、どうやって生きていけば良いのか答えがでないまま、生きるため殺し屋として孤独で宇宙を彷徨い続けたという両者の経緯は真逆である。そういう意味で金色の闇は「イブがトレインとスヴェンに出会わずに、孤独に育ったIF」だと言える。
なお、金色の闇の方が作風の変化もあって幾分肉感的であり、髪型にも相違がある。
アニメでの声優は引き続き福圓女史が担当している。
関連イラスト
関連タグ
カップリング・コンビタグ
類似人物
- エメラダ・カーリム：ゼノギアスの登場人物。イヴのモデルと思われる。
- イヴ・ノイシュヴァンシュタイン：ジャンプ系漫画作品のヒロイン、イヴという名前、肉体を変化させる特殊能力持ちという共通点を持つ。
