CV:松岡禎丞
概要
堕天使側の悪魔払い組織に所属する、「はぐれエクソシスト」の神父。外見は白髪をした青年で、武器として剣と銃を使用する。
極めて残虐な性格で、悪魔とそれに関わった人間を殺すことを好み、不利な状況に陥ると自分の保身のために仲間を平気で裏切る卑劣漢である。彼の性格が歪んでしまった理由については明確な情報は無いが、教会の戦士として育てられた過程で問題があったことが窺える。
動向
かつては正統派(神側)の教会に所属していたが、殺害に快楽を覚えた異端者として教会を追放された経緯をもつ。教会追放後は堕天使レイナーレの配下となり、レイナーレに仕えていたアーシア・アルジェントに乱暴を働いていたところを、兵藤一誠に叩きのめされる。
レイナーレがリアス・グレモリーに倒されてからは、堕天使の幹部・コカビエルの配下に鞍替えし、大司教バルパー・ガリレイと協力して聖剣エクスカリバーを入手し、一誠をはじめとするグレモリー眷属に戦いを仕掛ける。しかし、木場祐斗にエクスカリバーを折られて圧倒され、敗北する。
コカビエルがヴァーリ・ルシファーに倒されてからは、テロリスト集団「禍の団(カオス・ブリゲード)」に所属し、そこでの人体実験により合成獣にされ、禍の団の上級悪魔ディオドラ・アスタロトの配下として再々度グレモリー眷属と対峙する。アーシアが教会を追放されたことについて話すものの一誠たちを怒らせる結果となり、最期は木場によって倒され死亡した。
大勢の人間と悪魔を快楽目的で殺害しただけでなく、アーシアを執拗に侮辱し、レイナーレ、コカビエル、ディオドラといった仕える主を状況に応じて平然と見捨てる等、作中でもトップクラスの悪党として描写された。
原作19巻の作者あとがきに復活フラグが立っている。
余談
なお、原作小説版では、レイナーレに「クズの悪魔に圧倒される上司なんて願い下げさ。あんた、美人だけど、詰めが甘いってーか、頭も弱いよねぇ。せいぜいエロ妄想のネタ元が限度ですわ」と吐き捨てて見捨てる場面が存在する。
二次創作ではそのキレたキャラクターから人気があり様々な形で出番を与えられることが多く味方だったり敵だったりと出番が多い。