愛の暴走機関車:
本項では2.について説明する。
元ネタ
『五等分の花嫁』第65話「スクランブルエッグ⑤」(アニメでは2期第8話「スクランブルエッグ」)にて。
温泉で中野二乃が中野一花に恋愛相談をしていた。その中で二乃が出会った当初は嫌っていた意中の人を好きになった経緯に続けて「歯止めが利かなかったわ」と言い、これに一花が「同じ人を好きな人がいたら?」と二乃に問いかけると、二乃は「悪いけど蹴落としてでも叶えたい」と返した。この様子に驚いた一花のモノローグがこれである。
「と、止まらない。愛の暴走機関車だ!! 話も聞いてくれない! 相談って言ったのに!」
原作・アニメとも、このとき背景に、前面の煙室扉に二乃が舌を出してウィンクをしている絵が入っているカウキャッチャーの付いた19世紀アメリカ風の(デッサンの狂った)蒸気機関車が汽笛付きで登場している。
この前後から、二乃は「恋は攻めてこそ」を実践し、これまでの態度と打って変わって意中の人、上杉風太郎への積極的なアプローチを行うようになる。
余談
ブシロードのトレーディングカードゲーム『ヴァイスシュヴァルツ』は多くの他社版権作品が登場し、その中には本作も入っているのだが、「愛の暴走機関車」もしっかりカード化されている。
2023年に実施された東武動物公園と本作とのコラボイベントで、五つ子それぞれが同園のアトラクションに乗ったちびキャライラストが制作されたのだが、二乃の担当が「太陽の恵み鉄道パークライン」、19世紀アメリカ風の蒸気機関車(を模した蓄電池式電気機関車)が牽引するおとぎ列車であった。
蒸気機関車を運行している鉄道事業者の系列テーマパークがよく通したものである。
関連イラスト
上記東武動物公園のコラボイラストに近いイメージ(実際はここまで危険な乗り方ではない)。