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SL大樹

えすえるたいじゅ

東武鉄道にて2017年より運行されているSL列車。
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データ

運行区間下今市駅鬼怒川温泉駅
運行路線東武鬼怒川線
蒸気機関車C11
車掌車ヨ8000形(東武博物館所有、蒸気機関車後部に連結)
客車14系客車(東武博物館所有、基本3両編成を組成)
補機・ディーゼル機関車DE10形(最後尾に連結)


概要

東武鉄道が手掛ける「SL復活運転プロジェクト」の一環として2017年8月から運行されているSL列車。下今市駅構内において旧転車台の遺構が確認されたことをきっかけに、「鉄道産業文化遺産の保存と活用」という観点から、日光・鬼怒川エリアの地域活性化を目的としてSL列車を復活させることになった。
また、SL復活運転に際し蒸気機関車が常に先頭を向くよう、下今市駅鬼怒川温泉駅の両駅には転車台が設けられた(転車台は両者ともJR西日本からの譲渡)。

使用車両の解説

蒸気機関車

列車の先頭に立つのはC11形。

  • C11 207号機はJR北海道が所有し、無償で東武鉄道が借り受けている。1941年に製造され北海道地区にて1974年まで活躍した後、「SLニセコ号」の運転に際し2000年に車籍復活を果たした。2014年に「SLニセコ号」が運行を終了すると東武への貸し出しが決まった。蒸気機関車のヘッドライト(前照灯)は基本的に上部につけられるものが多いが、この車両は車両正面左右にヘッドライトを備えた「カニ目」と呼ばれる形態である。
  • C11 1号機は国鉄由来のC11形ではなく、旧江若鉄道が発注した別のC11形である。1975年の廃車後は北海道内で静態保存されていたが、2020年冬を目途に動態復元・使用開始を予定している。
  • C11 325号機は真岡鐵道の「SLもおか号」として使われていた。1946年に製造され、国鉄左沢線での運行を最後に1972年まで活躍。「SLもおか号」の運転に際し1998年に車籍復活を果たしている。維持費高騰のため同社が売却を発表、2019年に東武が入札した。

車掌車

ヨ8000形。JR貨物からヨ8634を、JR西日本からヨ8709をそれぞれ譲り受けた。車掌が実際に乗っているわけではなく、東武鉄道が使用している高度なATSが小型タンク式のC11へ取り付けができないとの理由から、車掌車にそのATSを搭載した。C11の伴車としてその後部に連結され、転車台にいる時も一緒。
このほか大井川鐵道からヨ5000形・ヨ13785を譲受したが、車籍登録はされていないため営業用に使われず、南栗橋工場にて保管されている。

客車

JR四国から12系14系6両を、JR北海道から14系500番台4両を譲り受けた。ホームの長さの都合から客車は3両組成・定員は200名ほどとなる。
未使用の客車については部品取り車としている。

  • JR四国からやってきた「スハフ14 1」「スハフ14 5」「オハフ15 1」「オハ14 1」の4両を整備して客車として使用中。1972年に製造され、日本国有鉄道から民営化によってJR東海へ承継、2005年にJR四国へ譲渡され同地での活躍ののち2016年に除籍となったものである。
  • JR北海道で活躍していた「オハ14 505」「スハフ14 501」は整備のうえ2019年・2020年にそれぞれ使用開始している。元「はまなす」用の客車で、前者は「ドリームカー」としてグリーン車用の6段階式リクライニングシートを装備。

ディーゼル機関車

東武鉄道は非電化路線の東武熊谷線を運営していた過去があり(※1983年廃線)、久しぶりにディーゼル車を保有することになった。
勾配区間対策の補機としてSL大樹の最後尾に連結される。また蒸気機関車が使用不能となった場合は「DL大樹」として代走、牽引機を務める。

  • 2017年使用開始のDE10 1099号機はJR東日本から譲り受けた。1971年5月製造。
  • 2020年使用開始のDE10 1109号機もJR東日本から譲り受けたが、こちらは東武入りの際寝台特急北斗星」などで使われていたJR北海道保有のDD51のカラーに変更された。1971年8月製造。

関連項目

東武鉄道 SL 列車愛称 東武鬼怒川線鬼怒川線

外部リンク

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