「なんだ?棺桶の中が気になるのか?」
プロフィール
CV | 木村雅史 |
身長 | 214cm |
体重 | 257kg |
血液型 | A型 |
生年月日 | 10月9日 |
出身地 | アメリカ合衆国 |
趣味 | UMAの捜索 |
大切なもの | マイルス・デイヴィスのレコード、チェリーパイ |
嫌いなもの | 幽霊やUFOを信じる人 |
概要
史上初のアメリカ合衆国現役軍人兼国防長官。
ヴァーノン大統領とは軍人時代から、エリカ前大統領とは在任当時からの付き合い。
誠実かつユーモアあふれる人物で両者から信頼されている。
棺桶のような道具を用いて法術を操る。
プロフィールの通りUMAが好き。
戦闘前の掛け合いで「お互いのUMAを見せ合おうじゃないか!」等と発言したり、エリア51が好きだったりと、かなりのオカルト好きである…
…ようにも見えるが、幽霊や宇宙人といった話題に対しては妙に淡泊な反応も。
地上の未確認生物にしか興味がないのだろうか?
武器として扱う棺桶の中にも無数の青白い手の姿をした未確認生物が入っており、飛び道具となる武器の提供や対象への直接攻撃で彼の戦闘のサポートを行う。(大量の白旗や花束、あの五月蝿いニワトリなんかも入っている)
ちなみに、Xrdでのソルステージの保安官とは、兄弟関係であるという裏設定がある。(参考)
キャラクターパス1第1弾のDLCキャラクターとして参戦。配信日は7月27日。
性能
比較的クセの強いキャラ。
ポチョムキンや名残雪ほどではないが低機動力。ダッシュは可能だが速度が遅く、二段ジャンプもできない。
通常技もクセの強いものが多く、リーチと発生速度、何かしらに難のある技がほとんど。
反面、火力面では全キャラ1。
適当に画面端コンボを決めるだけで体力を半分吹き飛ばし、場合によっては即死コンボも可能。
どうにか読み合いを制して触りに行き、掴んだチャンスを逃さず相手を圧倒するのが、理想の戦い方となる。
そしてもう一つ特徴的なのが彼の必殺技。
・棺桶を振り回す技「ベヒモスタイフーン」、
・弾速が遅く持続の長い爆弾ドローンを飛ばす「サンダーバード」、
・一直線にガトリング射撃を行う「スカイフィッシュ」と、
一見すると必殺技の少ないシンプルなキャラに見える。
…が、このうちの半回転コマンド技、「ベヒモスタイフーン」が曲者。
「上下左右どの位置からコマンド入力を開始するかで性能が変化する」「半回転が時計回りか逆かでも性能が変わる」という、格ゲー界でも他に類を見ない性能となっており、入力した方向キーそのままの軌道で棺桶を振り回すため、本当に性能ががらりと変わる。
たとえば41236だとリーチが長い攻撃になり、63214だと発生が早くなる等々。
つまり、実質的には合計で4方向×2方向で8つものベヒモスを有しており、さらに空中版も存在するため、全16種類ものベヒモスを使い分けるキャラとなる。
ベヒモスの依存度は非常に強く、一連のコンボの3分の1〜半分近くが半回転コマンドを占めるといったケースもザラであり、プレイヤーのコマンド入力の正確さが求められる。
また、上記の特性上、コマンド入力が必ず上方向に入る事も多く、ジャンプに化ける事も。
そういったコマンドを地上で出すには慣れや工夫が必要となり、その点でもクセの強いキャラと言える。
ただし、出してしまえば非常に強力な性能。
地上で繰り出せばガードされてもガードクラッシュを誘発し、ヒットさせればコンボ移行も可能。
判定と単発威力にも優れるうえに、ガードの上からの強烈な削り性能も有するため、立ち回りで強気に振り回すだけでも相手へのプレッシャーとなる。
クセの強さをいかに制し、いかにベヒモスタイフーンを使いこなすかが鍵となるだろう。
覚醒必殺技は、棺桶で相手を上空に殴り飛ばしてからドローンで追撃する「ダウン・ウィズ・ザ・システム」と、どっかで見たような衛星極太レーザーを相手の真上から発射する「バーン・イット・ダウン」。
ダウン・ウィズ・ザ・システムは、投げ二つ分ほどのリーチしかない代わりに、技の出始めに無敵時間があるため至近距離で強引に入力してもなんとかなる。また、発動コマンドに加えて任意の方向にスティックを一回転させると演出が追加され、威力が上昇。さらに、そこからもう一回転加えることでさらに威力が上がる。追撃のドローンも増えて演出も派手になるが、それ以前に本人の余りある気迫から眼鏡が割れる。
バーン・イット・ダウンは、眼鏡の片方(口付けのマークがある方)から小さな赤外線レーザーが出て相手を捕捉し、その座標を画面外の衛星装置(?)に送ることで真上から極太レーザーを発射するというシンプルな技。だが、この技の恐ろしいところは、相手がどこにいても当たるという点。しかも、このレーザーは相手を撃ちながらゴールドルイス側へと引き寄せる性質を持つ(ゴールドルイスには当たらないのでご安心を)。極め付けは、座標を送った時点でゴールドルイスが自由になるという点で、相手をレーザーで蹂躙しながら自分のもとに引き摺り出したうえにベヒモスでボコスカ殴り放題という一種のリンチが成立する。仮にガードされても発射中は問答無用で相手を拘束できるため、立て直しの手段としてもたいへん使い勝手がいい。
また、『セキュリティレベル』という固有のゲージが存在し、最大3段階のレベルによってベヒモスタイフーンとダウン・ウィズ・ザ・システム以外の必殺技が強化される。
ゲージは時間経過で勝手に増え、最初の段階ならわりとすぐ貯まる。次以降のゲージまではやや時間がかかるが、ベヒモスを連発していればいつの間にかMAXになっていることもザラ。
一撃火力特化のキャラであるためか、レベルによる威力向上はバカにできない…どころか目に見えて強化されており、技の威力のみならず持続時間も延長するという贅沢仕様。
サンダーバードは飛距離とヒット数が桁違いに上がり、スカイフィッシュは最高で30ヒットもする鬼畜性能へと化けてキャンセルが可能になり、覚醒必殺技のバーン・イット・ダウンにいたっては発射時間が大きく延長される。
レベルは必殺技を使用する度にリセットされるが、ベヒモスとのコンボを考えると性能的には十分釣り合っており、攻めに弱いキャラからすればなかなかの地獄絵図になる。
余談
前述の通り宇宙人の存在を信じていない彼だが、勝利演出では実際に存在していた宇宙人が対戦相手を攫ってしまう。
ディキンソンが余所見をしている背後で謎の光に照らされながら浮かびゆくキャラクター達にもそれぞれ専用のボイスが3種類用意されているという、やけに気合の入ったシュール極まりない演出は必見。予期せぬ事態に困惑する者、合衆国の脅威を身を以て覚える者、イメージそのままの宇宙人の姿に感心する者など、そのリアクションも多岐に渡る。
なお、最も新鮮な反応を披露してくれるのはあろうことかミラーマッチで敗れたディキンソン自身だったりする。
「どほおぉぉ!UMAだあぁぁぁぁ!!」
なお、UMAにのめり込むあまり家族とは別居中である。
また、国防長官という立場ゆえか時間にも厳しいようで、ラウンド毎の勝利時に「この戦いで何秒かかったかを腕時計で確認する」という演出がある。しかも「48秒かかった」なら『48秒!』と、何秒かかったかをちゃんと教えてくれる。
つまり、秒数ごとに台詞が用意されているのである。
一番最初のDLCキャラということで、過去作の人気キャラの再登場を望んでいた一部のユーザー(特に国内)からは賛否両論があったらしい。それでもいざ実装されると、その特異な性能とキャラの濃さはやっぱりギルティギアの名に恥じない確固たるものであった。
ただ、その見た目からか、国内よりも海外からのウケの方が良かったようで、あろうことか
カーネル・サンダースの見た目になった、ケンタッキーなゴールドルイス まで生み出された。
(十中八九MODだが)