プロフィール
概要
「ギルティギア」最新作、「ギルティギアストライヴ」から初登場となる新キャラ。スレイヤーと同じくヴァンパイアで、相手の血を吸う能力を持つ刀で戦う。白い仮面は自身の中に秘めた吸血衝動を抑制するためのデバイスである。ダンディズムを信条としていたり、趣味がHAIKUであったりと共通点も多いキャラクターである。
元々は上総介という人物の家臣。聖戦の際にハッピーケイオスと出会い、力を使われたことで無理矢理言いなりにされ、最終的にはイリュリアの高層マンションの地下で瞑想を行いながら数十年間の眠りについた。
その後ストーリーモードにてケイオスに無理矢理起こされたことで強制的にボディガードにされ、自身の意思とは無関係にソルたちと敵対することになる。
アーケードモードではシーズン1まで実装されたキャラのラスボスとなり、隠しボスであるEX名残雪は格ゲー会でも屈指の強さを誇るボスキャラとなっている。
名残雪を使用している状態でボスの名残雪と戦う場合は専用の黒いもやがかかったような専用カラーで登場する。なお、こちらは名残雪の煩悩が実体化したものらしい。
また、チップとの会話では彼の師匠である毅と生前に関わりがあったようだ。
ケイオスは名残雪の弱点を知っており、彼が洗脳した人間が変化した頭の形状と彼が装着しているマスクの形状が似ている為、何らかの関係があると思われる。
スレイヤーとは旧知の仲でかつては彼の元で数十年ほど過ごしていたこともあるようだ。
彼の挑発モーションは講釈を垂れながらおにぎりを食べるという物で3種類中2種はおにぎりについて熱く語る物である。
名前の由来はイルカの楽曲「なごり雪」と思われる。
上総介という名前は織田信長の雅号の一つである上総之助を意識したものと思われ、実在した黒人の家臣である弥助がモチーフと思われる。
性能
鈍重な高火力キャラ。
機動力は非常に低く、前方ダッシュ・空中ダッシュ・二段ジャンプ不可。
できるのは歩き・バックステップ・ジャンプ・ハイジャンプのみであり、素の移動能力はなんとポチョムキン以下。(ダストアタックの追撃時のみ二段ジャンプ可能)
素早い移動は彼専用の移動技に頼る事になる。
反面、各種通常攻撃のカバー範囲は広く、大振りだがリーチと火力に優れた各種S&HS攻撃でのけん制は強力。
また「必殺技から別の必殺技をキャンセルして出せる」という仕様により、多様な必殺技を駆使しての独特の攻めも可能となっている。
特に移動必殺技である「不香」を絡めた彼固有のセットプレイも存在し、相手の体力を一気に消し去る事も可能。
ただし必殺技を使用すると彼の固有システム「ブラッドゲージ」が蓄積していく。
満タンとなると仮面が外れ、刀が真っ赤に発光。ブラッドレイジという特殊な状態に移行する。
この状態においては
- 各種S・HS攻撃の威力とリーチが伸びる(特にHSは大きく強化される)
- ブラッドレイジ専用覚醒必殺技『残雪』が使用可能となる
- 画面端から端まで届く上、相手の体力を半分以上奪う大火力技。ただし硬直も大きい。
といったメリットがある一方、
- 自動的に体力が減っていく
- 『残雪』以外の全ての必殺技・覚醒必殺技が使用不能となる
といった大きなデメリットも発生。
その他にも
- ゲージが満タンになると勝手に発動する
- 解除条件は「一定時間の経過」か「隙の大きい『残雪』の使用」のみ
- 発動時の隙が大きい
- 近距離の相手は衝撃波に巻き込めるが、巻き込めなかった場合自由に行動させてしまう
などの注意点もある。
一応は先述したメリットも存在するが、とにかくデメリットの方が大きすぎるため、基本的に「ブラッドレイジは極力避けるべきモード」という評価をされている。
(特に発動時の隙が大きすぎる上、自動的に減少する体力の量がとんでもないため、状況次第ではそのラウンドの負けが確定してしまう)
とは言えそれでも戦える性能は持っているため、被弾さえしなければ勝ちの芽はまだある。
希望を捨てずに頑張りたいところ。
ブラッドゲージはある程度自力での管理も可能となっており、
- 必殺技を使わず一定時間経過する
- 大太刀を使った通常技をガードさせるか、ヒットさせる(特にHSと遠S派生で効果が大きい)
- コマンド投げ『Bloodsucking Universe』を成立させる
- 覚醒必殺技『忘れ雪』を完遂する
のいずれかで減少させることもできる。
ブラッドレイジというリスクは存在するものの、ある程度ブラッドゲージを貯めておくと「HS系の通常技が強化される」というメリットも存在するのが悩ましい所。
ブラッドゲージの管理をどのように行うかで、プレイヤー毎に個性が出るだろう。
余談
黒人で侍モチーフのキャラクターが、ギルティギアに登場することも相まって話題を呼び、Twitterでは「Nagoriyuki」がトレンド入りを果たした。
初登場はティザートレイラーの最後とかなり早かったがこの時はまだ名前が明かされていなかったため、ファンからはボブという1ミリもカスっていない仮名で呼ばれていた。
名前が判明した現在でも時折ファンから愛称として呼ばれる場合もある。
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