概要
角川つばさ文庫より2018年10月から発行されているひのひまりによる児童文学シリーズ。挿絵は佐倉おりこが担当。挿絵も担当している佐倉おりこの作画によって2021年2月からコンプティーク(ヨメルバでも掲載)にてコミカライズ。同年3月にはYouTubeのKADOKAWA児童図書チャンネルにてボイスドラマが、同年9月にはKADOKAWAオフィシャルチャンネルにてボイスコミックが配信された。
あらすじ
両親も親戚もおらず、児童養護施設で暮らす中学生、宮美三風は12年間一人ぼっちだと思っていたが、ある日、国の福祉省の人間から実は四つ子であることを告げられる。
それぞれ別の場所で育った四姉妹が、福祉省が進める「中学生自立練習計画」の下、ひとつ屋根の下で共に暮らすことになり、思わぬすれ違いを生みながらも姉妹生活が始まる。
その最中、4姉妹は自分達の母親の謎とその実家である名家四ツ橋家と対峙していく事になる。
キャラクター
四姉妹の名前は出生順の数字+花鳥風月から取られている。
- 宮美一花(みやびいちか)
長女。一人称は「私」。髪型はポニーテール。家事が得意なしっかり者。元不良少女で怒らせると怖い。小学生のころ、ミニバスケの選手だった。上島千草に憧れている。イメージカラーはピンクで、シンボルは花。
- 宮美二鳥(みやびにとり)
次女。関西弁で喋り、一人称は「ウチ」。髪型はツインテール。元気いっぱいのムードメーカー。4歳から12歳のころは、大阪の池谷家の養子に入っていた。イメージカラーは赤で、シンボルは鳥。
- 宮美三風(みやびみふ)
CV:熊倉安理紗(ボイスドラマ)/花守ゆみり(ボイスコミック)
三女。本作の主人公で語り手。一人称は「私」。髪型は三つ編み。まじめで少し内気な性格。五年生の時は手芸クラブで、六年生の時はイラストクラブだった。イメージカラーは水色で、シンボルは雲。
- 宮美四月(みやびしづき)
四女。眼鏡をかけており、一人称は「僕」。髪型はハーフアップ。人見知りだが、成績優秀で推理力抜群。小学生のころにいじめられ、人付き合いが苦手になっていた。イメージカラーは紫で、シンボルは月。
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五等分の花嫁…人数こそ異なるが多彩な性格の多胎児ヒロインたちが登場し、姉妹の名前に出生順の漢字が入っている他、長女の名前が同じ「一花(いちか)」。