概要
双子(ふたご)・三つ子などの総称だが、三つ子以上を意識した呼び方である(多胎児と表現する時は、双子を除いている場合もある)。
三つ子以上を限定して指す場合、スーパーツインズ(英語: supertwins)と言うことも。
胎児数によって多胎の呼称は異なり、以下のように表される。
- 胎児2人 - 双胎(そうたい、英: twins)
- 胎児3人 - 品胎(ひんたい、英: triplets)
- 胎児4人 - 要胎(ようたい、英: quadruplets)
- 胎児5人 - 周胎または格胎(しゅうたい、かくたい、英: quintuplets)
- 胎児6人 - 六胎(英: sextuplets)
※1974年に南アフリカ共和国のケープタウンにて出生した例が幼年時代以降まで存命したことが知られる世界初の六つ子で、他に数例ある。
- 胎児7人 - 七胎(英: septuplets)
- 胎児8人 - 八胎(英: octuplets)
- 胎児9人 - 九胎(英: nonuplets)
2021年、モロッコ王国カサブランカ市で生まれた(4男5女)。
- 胎児10人 - 十胎(英: decuplets)
※記録に残る最大出産人数。(詳細はこちら。)
- 胎児11人 - 十一胎(英: undecuplets)
- 胎児12人 - 十二胎(英: duodecuplets)
- 胎児13人 - 十三胎(英: tridecuplets)
- 胎児14人 - 十四胎(英: quadecuplets)
- 胎児15人 - 十五胎(英: quindecuplets)
※最大多胎数の記録(1971年7月22日)であるが出産に至らず。(10人の女の子と5人の男の子と識別。)
ちなみに、排卵誘発剤を使用した例も多いが、モロッコの九つ子は自然妊娠によるものである。