CV:田中秀幸
概要
ビンセント・ハーリングとは、『エースコンバット』シリーズのキャラクター。
1961年生まれのオーシア連邦大統領で、環太平洋戦争終結を実現した立役者の一人。
大統領を退任してからは、ユージア大陸の復興を目的に、ISEV(国際軌道エレベーター公社)の顧問を務めている。
※ここから先は「エースコンバット7」キャンペーンモードのネタバレを含みます。閲覧の際は注意してください。
再登場
エースコンバット7にて再登場。ユージア大陸にある軌道エレベーターに視察に訪れていたところ、オーシア連邦とエルジア王国の間で第二次大陸戦争(灯台戦争)が勃発、それに巻き込まれ、消息不明となってしまう。しかし、同行していた武官とともに施設内で身を隠し、脱出の機会を窺っていたことが判明、救出作戦が敢行される。
作戦としては、まず、トリガーがレーダー網を抜け、軌道エレベーター周辺の対空兵器を破壊、味方と合流したのち、救出部隊であるシーゴブリンが着陸、空軍が空の敵を抑えている内にハーリング氏を救出、脱出するというものだった。しかし、救出部隊がエルジア軍と鉢合わせし、抵抗するも、ロケット弾やサーモバリック弾を使ったエルジア軍の猛攻によって全滅してしまう。だが、ハーリング氏と彼に同行していた武官は無事だったため、別の方法での脱出を模索することになる。その後、エルジア軍の輸送機がエンジンがかかった状態のまま置かれているのを見つけ、それに乗って脱出することになる。輸送機には「マザーグース・ワン」というコールサインが与えられ、周辺のUAVの全滅を確認したのち、離陸、空域からの離脱を試みる。しかし、その直後にアーセナルバードに積まれていたUAV「MQ-101」が空域に到着し、輸送機に襲い掛かる。当然、輸送機は非武装のため逃げることしかできず、空軍が輸送機を護衛しなければならなかった。輸送機を墜とさせまいと奮闘するも、輸送機のコックピットに被弾、操縦していたジョンソン大佐の救助要請の無線ののち、通信が途絶えてしまう。だが、しばらくすると輸送機の高度が安定し、軌道エレベーターに向かって旋回する。状況から考えて、操縦しているのはハーリング氏しかあり得なかったが、無線の呼びかけにも応じず、なぜ戻って行くのか不明だった。そんななか、一機のUAVが輸送機に接近する。トリガーがそれを撃墜しようとミサイルを撃った直後、輸送機にミサイルが直撃、輸送機は空中で爆散し、墜落してしまう。ハーリング氏の生存は絶望的となり、後に正式に死亡したことにされる。
なお、このとき「輸送機に最も近く」、「直前にミサイルを撃った」トリガーが疑われ、軍法会議にかけられることになる。