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CV:田中秀幸

概要

ビンセント・ハーリングとは、『エースコンバット』シリーズのキャラクター。

1961年生まれのオーシア連邦第48代大統領で、環太平洋戦争終結を実現した立役者の一人。

2004年に44,312,243票の得票数で大統領に就任、アークバード微小隕石破壊用への転用などの軍縮を推し進めたが、アップルルース副大統領ら国内の強硬派からは反感を抱かれていた。2008年の大統領選挙にも48,562,134票の得票数で勝利し現在2期目。

環太平洋戦争の開戦直後にユークトバニアとの休戦工作のためノースポイントに赴いたが、そこで「灰色の男たち」に拉致されシュティーア城に幽閉されてしまう。

戦争の真相を知った空母「ケストレル」の面々に救出されてからは大統領直属の戦闘機隊「ラーズグリーズ隊」を編成して戦争終結に尽力した。

エースコンバット7』で再登場

大統領を退任してからはユージア大陸の復興を目的に、ISEV(国際軌道エレベーター公社)の顧問を務めている。

退任した時期については明言されておらず、『5』では2013年時点でも大統領職に就いていたが本作関連の短編『青い鳩のその後』では2012年時点で退任している描写がある。

※ここから先は「エースコンバット7」キャンペーンモードのネタバレを含みます。閲覧の際は注意してください。

完成した国際軌道エレベーターの視察に訪れていたところ、オーシア連邦とエルジア王国の間で第二次大陸戦争(灯台戦争)が勃発、それに巻き込まれ消息不明となってしまう。しかし、同行していた武官とともに施設内で身を隠し、脱出の機会を窺っていたことが判明、救出作戦が敢行される。

作戦としては、まずトリガーがレーダー網を抜け、軌道エレベーター周辺の対空兵器を破壊。味方と合流したのち、救出部隊であるシーゴブリンが着陸、空軍が空の敵を抑えている内にハーリングを救出、脱出するというものだった。

しかし、救出部隊がエルジア軍と鉢合わせ、ロケット弾やサーモバリック弾を使ったエルジア軍の猛攻によって全滅してしまう。

だが、ハーリングと彼に同行していた武官ジョンソン大佐は無事だったため、別の方法での脱出を模索することになる。

エルジア軍輸送機がエンジンがかかった状態のまま置かれているのを見つけ、それに乗って脱出することになる。輸送機には「マザーグース・ワン」というコールサインが与えられ、周辺のUAVの全滅を確認したのち離陸、空域からの離脱を試みる。

しかし、その直後にアーセナルバードに積まれていたUAV「MQ-101」が空域に到着し、輸送機に襲い掛かる。丸腰の輸送機では逃げることしかできず、オーシア空軍は輸送機の護衛に全力を尽くす。

輸送機を墜とさせまいと奮闘するも、輸送機のコックピットに被弾、操縦していたジョンソン大佐の救助要請の無線ののち、通信が途絶えてしまう。だが、しばらくすると輸送機の高度が安定、軌道エレベーターに向かって反転する。

状況からすればハーリングが操縦しているとしか考えられないが、無線の呼びかけには応じなかった。

そんな中、一機のUAVが輸送機に接近する。トリガーが無人機を攻撃した直後、輸送機にミサイルが直撃。輸送機は空中で爆散し、墜落してしまう。

ハーリングの生存は絶望的となり、後に正式に死亡したと発表された。

撃墜直前に輸送機に最も近い位置でミサイル攻撃を行っていたトリガーが疑われ、軍法会議にかけられることになる。

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