安住紳一郎
あずみしんいちろう
概要
1973年8月3日生まれ。
北海道帯広市生まれ。小学二年生まで美幌町で育ち、その後は芽室町で過ごした。
浪人生活を経て明治大学文学部文学科卒業。浪人生時代は代々木ゼミナール札幌校に通っていた。
元々教師(担当は国語)志望で、教員免許を取得・就職先となる高校も決まっていたが、大学の掲示板にあった「アナウンサー募集」の張り紙を見かけ、「アナウンサーも教員も一対多のコミュニケーションだ」と考え、教員に必要なスキルを養えるというもくろみで、日本テレビ・TBS・フジテレビ・テレビ朝日の4社を記念受験。最終的に採用まで漕ぎ着けたのがTBSだった。
1997年にTBS入社。2004年に組織改編に伴いTBSテレビに出向し、現在まで同局勤務。
いわゆる「局アナ」でありながら、3本のテレビレギュラー、しかもメインを務めるTBSの看板アナウンサーとして活躍中。
2021年10月から「THETIME,」の総合司会(月〜木)を担当している。ちなみに、同番組の金曜担当は安住が司会を務めた「ぴったんこカンカン」ゲスト出演最多記録を持つ香川照之である(※なお、「ぴったんこ〜」は長時間のロケ収録があるため新型コロナウイルス流行により撮影が難しくなり、「THETIME,」の放送・安住の司会就任決定もあってレギュラー放送終了となっている)。
その活躍ぶりから社内でもエース格として昇進を続けており、2023年7月には「総合編成本部 アナウンスセンター 役員待遇 エキスパート職」という役職に就いた。TBSのアナウンサーとしては初の役員待遇昇進となり、大きな話題を呼んだ。
2008年11月には、なんと他局のフジテレビ系列で放送されていた人気番組『笑っていいとも!』の人気コーナー「テレフォンショッキング」に中居正広からの紹介で出演した。ちなみに安住が紹介したお友達は大竹まこと。
人物像
姉は高校教師でチアリーディング指導者の柏倉早智子。教師を志したのは姉の影響が大きいとのこと。女優の原千晶は従妹にあたる。
頭に「超」の付くほどのオタクである。
しかもその分野は多岐にわたり、鉄道・飛行機・船舶・城郭(特に石垣)・ドラえもん・醤油と一見節操が無い。特に自分が合唱をやっていたというわけではないが、テレビでNHKの合唱コンクール(NHK全国音楽コンクール)に出場する中学生たちのドキュメンタリーを観て感動したことがきっかけで、(中学生の)コンクールを見に行くのも趣味の一つである。
一見温厚で飄々とした語り口からすると意外だが、現在レギュラーを務める番組での発言を聴く限りだけでも推測できるように、かなりの毒舌家。
特にラジオレギュラーの「安住紳一郎の日曜天国」で繰り広げられるオープニングトークは、テレビでは確実に放送できないような内容まで踏み込む事も多々あり、アシスタントをドン引きさせたり、クレームが投書として寄せられるのはしょっちゅうの事である。
安住本人もこの事は承知の上で、本題に踏み込む前に「投書されるのを覚悟の上でお話しいたしますが」と前置きをする。
ただし当の本人は浴びせられる方の毒舌にめっぽう弱く、「ぴったんこ」では泉ピン子のマシンガントークにタジタジになり、「THE TIME,」では塩対応や辛辣な物言いも多いシマエナガちゃんと7時半頃に舌戦を繰り広げている。
俳優でタレントの大泉洋とは予備校時代の同級生で、もともと教師志望という共通点もあり仲が良い。
また、女優の米倉涼子とも「ぴったんこ」で共演したことで親しくなり、交際報道が出たこともあるほど(ただし、二人揃って否定している)。
2023年6月22日放送の「THE TIME,」の生中継コーナー「安住がいく」にて、長崎県松浦市の漁港にてアジフライを生取材する予定であったが、放送の数時間前にたまたまロケ地近くのコンビニで強盗事件が発生したため、急遽事件現場に向かい、そのままリポートを敢行した。
途中で本来取材でお世話になるはずだった関係者と合流し、アジフライについても軽く紹介した上で現場の様子を伝え、コーナーを滞りなく終了させた。
この迅速な対応に多くの視聴者から称賛の声が上がった。