🐪概要
体長2〜3.5m/肩までの高さ1.9~2.4m、体重450〜650kg。
食べ物は乾燥地帯植物。
西南アジアや北アフリカに生息。オーストラリア等では野生化している。
その名の通り、コブは1つが特徴のラクダの仲間である。水や十分の草もない砂漠等の乾燥した地域で働けるため、砂漠では重要な家畜として利用されている。
時速65kmで走れる。また、砂漠での気温差に対応するために体温を自分で変更できる。
現在では純粋な野生の個体は絶滅しており、野生で生きているものは全て家畜が逃げ出した野良ラクダとなっている。
インドには、河川を泳ぐという特徴的な種類(群れ)が存在しており、近年まではその存在が知られていなかった。
余談
- オーストラリア大陸における野生化したヒトコブラクダの立場については賛否両論あり、害獣(外来種)として駆除するべきだという意見もあれば、ディプロトドンなどの絶滅動物のニッチを埋める存在として、生態系の一員として保護するべきだという意見もある。