【注意】
ここに誹謗中傷となる発言及び、具体的な高校名を記載しないでください。
概要
自称進学校とは、偏差値55〜65辺りの高校によく見られるより良い進学実績を得ようと躍起になった教員が指導を行った結果、生徒の心情と教員の野心が分離されてしまった状態を揶揄、または自虐として使用される俗語。
経緯
自称進学校の誕生の経緯は1980年代後半まで遡る。
バブル景気の頃から日本の中の風潮として、高学歴化が進んできた。その中で、高校で進学実績の良い学校に子供を通わせたいと考える親も増え、そのニーズに合わせ、効率よく学力を向上させ、全員に同じ教育を施した結果が自称進学校の原点である。
インターネットが普及し、離れた場所でも情報を共有できるようになった今日になり、wakatteTVを初めとしたインフルエンサーが高校生や大学生へのインタビューを通して高校の現状、特に自称進学校の存在を客観的な視点で紹介された結果、「どうも私達の通う高校の教育手法がおかしい」と感じる人が増え、生徒全員に同じ教育を施す方針をしている高校を自称進学校と呼ばれ始め今に至っている。
特徴
どの自称進学校も効率よく学力を向上させ、全員に同じ教育を施す方針は変わらないため、どの自称進学校も進学実績を上げる教育手法の共通点が存在する。
例を挙げるとするならば、模試は進研模試、授業ではベネッセの参考書、休日課題は進研模試の過去問などといった癒着を疑われる程の進研ゼミの教材使用
休日も学校に登校し補習する、生徒のレベルに合わない課題の量の配布がなされる、朝7時に投稿し朝補習を行う等が主として列挙される。
また、「学校の教育方針によって偏差値が向上したのだ」としての名声を向上、既成事実化のために個性を潰すような行為、 趣味の禁止、監視をはじめ、塾、予備校、留年を馬鹿する風潮が教員によって恣意的に横行することもある。
また、近年叫ばれる多様化の一環として各高校で行われる「自分自身での進路選択」が充分に行えない環境、レベルの高い大学しか受験を認めない空気感も存在し、一般的に時代に取り残されてしまっているとの指摘もある。
自称進学校に通うことのメリットも絞り出せばあるが、その例として挙げられるのも、
・ブラック企業への耐性がつく。
・早起きの習慣がつく。
といった風刺的な点のみであるのも現状の一つである。
対策
自称進学校を見分けるには、一般的にその高校の口コミを見る事が大切である。自称進学校は偏差値55〜65辺りの高校に多いが偏差値70越えの自称進学校も存在する。