「ついていきますよ隊長 ここが俺の居場所です」
プロフィール
人物像
常にマスクを身に着けた恐ろしさすらも感じられる程の美貌を持つ長髪の男。
東京卍會伍番隊副隊長で武藤泰宏(ムーチョ)の腹心。他の隊では手がつけられない暴れ馬で頻繁に問題を起こしていたため、マイキーによって伍番隊隊長になったばかりのムーチョの許に預けられた。人一倍の度胸と腕っぷし、そして東卍への強い忠誠心を持ち、半年後にはムーチョから全幅の信頼を寄せられ副隊長となった経緯がある。
口を左右から挟むような傷跡がある。着用している黒マスクは、ムーチョから見た目で損をしないようにと与えられたもの。
作中描写では一人っ子と発言しており、ムーチョを本当の兄貴のように慕っているが、「王が何よりも大切」という信念を持っており、三途にとっての絶対的な王はムーチョではなくマイキーである。ムーチョに従っているのも実は「ムーチョがマイキーの部下だから」であり...
梵天
「裏切り者に梵天の鉄槌を!!!」
「梵天の歯車に噛み合わねぇ奴はスクラップ(死体)だろ!」
「東京卍會」解散後の現代にて、日本最大の犯罪組織「梵天」のメンバーとして登場。首領のマイキーに次ぐナンバー2の座に君臨している。
東卍に所属していた頃の物静かな姿とは一転、素顔を晒しているほか、怪しげなクスリを飲んで上記のセリフをハイテンションに叫んでいる。特に仲間の裏切りには容赦せず、裏切り者は自ら殺害することも厭わない冷酷で狂気的な人物。
東卍と天竺の抗争である関東事変から半年後、警察に捕まって服役していたムーチョが出所するのを出迎える。その後、ムーチョを「裏切り者」と呼び、日本刀で斬りつけて殺害した。
実は三途が本当の意味で慕っていたのは、マイキーただひとりだけ。ムーチョに忠実だったのは、あくまでも彼がマイキーの部下だからだった。ムーチョと共に東卍を脱退して天竺へ合流したのも、裏切り者である彼を粛清する機会を虎視眈々と狙っていたからである。
それから2年後には、マイキーが総長を務める不良集団「関東卍會」に副総長として所属している。「関東卍會」は「梵天」の母体になったと考えられており、三途は未来のマイキー闇堕ちにつながるキーマンとして注目されている。
三途が関東卍會にいる理由を妹である千咒自身は梵ブラフマンのトップが千咒であること・武臣が千咒を持ち上げるのが気に入らないと口述していたが実は身内だと思っていなかったのかもしれない。
また、216話で「梵天」の相談役である明司武臣の実弟で「梵」の首領瓦城千咒の実兄であることが明かされた。
前述したように千咒曰く『ジブンが梵の首領である事、ジブンが最強である事、武臣がジブンを持ち上げる事が気に入らず、関東卍會に入った』らしい。
23巻206話にて一人っ子と発言していたのはムーチョを利用する目的のほか、兄妹仲が悪かったという理由も考えられる。
240話ではマイキー、場地圭介の幼なじみであったことが判明している。
また、口元のダイヤのような形の傷は、241話でマイキーがつけたことが千咒の口から語られた。
その理由のきっかけは、千咒がマイキーのコンコルドのプラモデルを壊したが、それを、「春兄ィが壊した」と言ったことだった。しかしあくまで千咒視点の話であるため、裂かれた経緯については詳細不明。
見た感じだと冤罪で口を裂かれたと見られる。
関連イラスト
関連タグ
三途春千代:誤表記。正しくは代→夜である。
「オマエ”も”タイムリーパーなのか…?」
256話にて三途が発した台詞。
重大なネタバレ注意・最初の世界線について
この世界線は主人公、花垣武道がタイムリープする前の世界線の話である。
マイキーは植物状態・佐野エマは家出・場地圭介は髪を染め花垣武道が行動する世界とは全く違い刺々しい印象を受ける。
そして三途は目に大きな傷跡がある。
マイキーが植物状態なことに陰口を言われキレた三途はダチを斬りつけ少年院に。
少年院から出所した後は1年振りにマイキーに会うも手の細さなどを見てあれはもうマイキーじゃないと驚愕しながら声を漏らす。
それに対し真一郎の心配をする一面もあり動揺しながらも優しさはあった模様。
詳しいところは佐野真一郎を参照。
そしてとある人物によりに口を裂かれた世界線にタイムリープした三途。
これに関しては上記のリンクを見ることを推奨する。