「神はストライクワールドの存在を隠し、我々をこの狭い空間に閉じ込めた!!実にエゴイスチックとは思わんか?」
概要
CV:チョー
モンストアニメルシファー編後編に登場する天聖の一人であり同章で事実上のボスを務める。またモンストアニメ最終章にも登場する。
アプリ版では、極クエスト「計略を唱える「知恵」の天聖」に登場している。
名前の由来は、セフィロトのうちの2番目のセフィラ「コクマー」で、「知恵」という意味である。
エイリアンのような頭部と4本の手を持つ異質な容姿をしている。科学者でもあり魔界に実験施設を構えている。破壊兵器の研究・開発に没頭するマッドサイエンティストで自身の研究のためなら部下をも切り捨てる冷酷な性格。天聖としての能力は電子空間を自在に操る能力を持つ。「コーッコッコッコ!」と言う独特な笑い声が特徴で同業のケセド(モンスト)からは鶏野郎呼ばわりされている。
モンストアニメでは
ルシファー編
「外の世界にはあらゆる可能性が開けているというのに、天界だけに縛られるのは余りに理不尽とは思わないかね?」
神殺しの実行犯であり、異世界へと繫がるストライクワールドの存在を知った彼はさらなる研究欲から外の世界への干渉を禁じた神に反逆し、マルクト(モンスト)主導の神殺しに賛同。かつて天界を滅亡寸前に陥れた古代兵器スルガトを復活・使役して神を穿つ計画を企てる。スルガトを制御できるハーグストーンを手にしたルシファー(モンスト)の前に姿を現し、ベルゼブブ・ゼフォンらを人質にハーグストーンの交換を要求する。これによりスルガトを操るキーパーツを手にした彼はとうとうスルガトを手駒として復活させてしまう。
「破滅の化け物よ、貴様の力を解き放ち、神を・・・天界を終わらせるのだ!!」
スルガトの復活とその破壊力に歓喜した彼は神殺しの最終段階に入るが、それを阻止するために現れたルシファー一行と再度交戦状態になる。その際、両腕を失うもホログラム化の能力により自動再生し、彼女らの目の前で神殺しを実行・遂に生命の樹諸共殺害する暴挙に出る。
「受け入れたまえ、神は死んだのだ・・・永久に消え去ったのだよ」
ゼフォン「嘘だ・・・ダアト様ッ」
「ほぅ貴様ダアトの使いだな・・・通りで─── ダアトに伝えたまえ、愚かな部下のおかげで楽に神を始末できたと!!コーッコッコッコ!!」
神の殺害に成功すると喜びのあまりゼフォンに対し侮蔑の言葉を贈るが、この発言がルシファーらの逆鱗に触れ一方的に叩きのめされた挙句、ベルゼブブの顔面パンチを見舞わされる羽目になる。さらに、ゼフォンにハーグストーンを奪われたことで電子空間へ逃亡を図るがスルガトが電子空間そのものを強引にこじ開けたため捕獲され絶体絶命の窮地に陥る。
「スルガトよ・・・誰の指図も受けず世界を焼き尽くすがいい!!」
追い詰められた彼は最終手段として、ハーグストーンそのものを破壊。スルガトを暴走させ無差別殺戮を強行する暴挙に出る。そして隙をついて逃亡に成功しマルクトと合流、新たな破壊兵器の研究・開発を求め外の世界へと旅立った。
エンド・オブ・ザ・ワールド編(最終章)
「あれを完成させたのは私の間違いだった・・・イェソドは自分の野望のため我々を犠牲にするつもりだ!!」
外の世界へ旅立った彼はイェソド(モンスト)が求める破壊兵器:デスゲートの開発に興味を抱き研究・開発に着手していた。しかし、完成後その兵器には天聖を生贄とするシステムが備わっていることに気付くと、自身が用済みとして始末されることを察し、後悔しながら逃亡を図る。しかし、最終的に捕らえられ他の天聖と同様に動力源として扱われた挙句、同胞の住む星を実験と称して破壊されてしまった。
「コッ…!ココォォォォォッ!!!」
イェソドとルシファーらヒーロー達との交戦でデスゲートのシステムが破壊され、彼もまた解放されるが既に天聖としての力を全て失っていたため、なすすべもなくエネルギー炉へ転落し死亡・消滅した。
ルシファー編でスルガトをめぐる争いに暗躍し続けた彼であったが、その末路は呆気ない最後であった・・・
関連タグ
ブルック・・・同CVのモンスター
以下、映画「ルシファー 絶望の夜明け」の核心に迫る重大なネタバレが含まれます。映画をまだ御覧になっていない方、ネタバレを避けたい方は今すぐブラウザバックをお願いします。
「ルシファー 絶望の夜明け」(ネタバレ注意)
自身の理想の世界を創造するためストライクワールドを消滅させる暴挙を企てた本作の黒幕であるビナーの手により意思を持たない彼女の傀儡として他の天聖と共に復活。マスターオーブを奪う命を受けパンドラ(モンスト)を含むヒーローやルシファー一派を襲撃する。