CV:小野大輔
イメージカラー:🟤カーキ
プロフィール
概要
東京卍會伍番隊隊長。愛称は"ムーチョ"。
大柄な体躯が特徴の少年。無表情のため何を考えているのか読みにくい。
巨体を活かした派手な喧嘩スタイルの持ち主で、東卍隊長の中で一番喧嘩が強いと言われる。自身の腹心には副隊長の三途春千夜がいる。
その実力を買ったマイキーから東卍の風紀委員ともいえる役割を任されており、スパイや裏切者を捕まえるため、伍番隊は唯一、東卍内で内輪揉めが許されている。
実は極悪の世代と呼ばれる"S62世代"の一人で6人の中では最年長、少年院に入所していた際に出会った黒川イザナに心酔している。天竺の創設メンバーの一人でもあったが、イザナが一線を退いたのをきっかけに東卍に入った。
関東事変でイザナが一線に戻ってきたことで、部下の春千夜と共に東卍を裏切り天竺幹部として動き出す。裏切りはしたもののマイキーに対する思いは本物で、イザナに出会う前にマイキーと出会っていれば、彼について行っただろうと語っている。
天竺抗争終結後は逮捕され、少年鑑別所に収容された。
それから半年後、出所したムーチョは春千夜に出迎えられ、かつて天竺抗争が繰り広げられた跡地へと向かう。
だが、そこで待っていたのは春千夜による手荒い祝福であり、マイキーを豹変させ、東卍を解散にまで追い込んだムーチョを「裏切り者」と呼び、日本刀で惨殺された。
実は春千夜が本当の意味で慕っていたのは、マイキーただひとりだけであり、ムーチョに忠実だったのは、あくまでも彼がマイキーの部下だからだった。ムーチョと共に東卍を脱退して天竺へ合流したのも、裏切り者である彼を粛清する機会を虎視眈々と狙っていたからである。
そのマイキーをボロボロにまで追い込み、東卍をバラバラに追いやったムーチョに対して裏切と見做し、憎しみを込めて彼を容赦なく抹殺した。
そして、当然の報いと呟きながら絶命し、遺体は春千夜の手によって東京湾に遺棄され、12年後の現代では白骨死体となって発見された。