CV:小野大輔
イメージカラー:🟤カーキ
プロフィール
概要
東京卍會伍番隊隊長。愛称は"ムーチョ"。
大柄な体躯が特徴の青年。東卍では最年長の18歳。
巨体を活かした派手な喧嘩スタイルの持ち主(おそらく柔道経験者)。東卍隊長の中で一番喧嘩が強い。自身の腹心には副隊長の三途春千夜がいる。
その実力を買ったマイキーから東卍の風紀委員ともいえる役割を任されており、スパイや裏切者を捕まえるため、伍番隊は唯一、東卍内で内輪揉めが許されている。
年長者らしく落ち着いた性格だが、時折饒舌になることも。
春千夜にコー●ーコーナーのチーズケーキを買ってあげたり、河田ナホヤからオッサン扱いされながらも実は尊敬されていたりと、面倒見の良さがうかがえる。
将来の夢は喫茶店のオーナー。
ネタバレ
実は極悪の世代と呼ばれる"S62世代"で、横浜天竺の創設メンバーの一人。
少年院に入所していた際に出会った黒川イザナとは『悪いことは何でもやってきた』仲であり、天竺の中でもイザナに次いで極悪(きわ)めている。
鶴蝶いわく「アンタから漢を教わった」との事で、天竺メンバーとの絆は固いものと想定される(アニメでは「(天竺に)染まる価値なんかねえ事くらい、アンタも分かってた筈だ」とムーチョを諭す台詞に変更されている)。
イザナが一線を退いたのをきっかけに東卍に入った。
伍番隊隊長に就任する前後、マイキーから当時暴れ馬だった春千夜の面倒を任される事となる。
関東事変でイザナが一線に戻ってきたことで、春千夜と共に東卍を裏切り天竺幹部として動き出す。
裏切りはしたもののマイキーに対する想いは本物で、「イザナに出会う前にマイキーと出会っていれば、彼について行っただろう」と語っている。
天竺抗争終結後は逮捕され、少年鑑別所に収容された。
それから半年後、出所したムーチョは春千夜に出迎えられ、かつて天竺抗争が繰り広げられた跡地へと向かう。
そして、春千夜は東卍を去り天竺へと寝返ったムーチョに「この裏切り者が」と叫び、日本刀で袈裟斬りした。
ムーチョは「これが裏切りの報いか」と涙を流しながら倒れ、約2年後に東京湾で白骨死体が引き上げられたニュースが街頭ビジョンで放送された。
(この白骨死体がムーチョかどうかは明言されなかったものの、後に鶴蝶が春千夜に「その刀でムーチョを殺害したのか」と問い詰めている)
最後の世界線
天竺四天王の一人。
山岸のメモによると、ムーチョは天竺一の人格者とされる。
性格が悪すぎてよく東卍出禁になる春千夜とよく会っていることから、良好な関係を築けていると思われる。
最終回ではNPO団体『TENJIKU』の職員として、恵まれない子供達への支援を行っている。