エイシンプレストン

1997年4月9日生まれ、父グリーンダンサー、母ワランティアプライド。通算32戦10勝。

1999年デビュー、同年に朝日杯3歳Sを制し最優秀3歳牡馬を受賞。

2000年はアーリントンカップとニュージーランドトロフィーを制しNHKマイルCを目指していたが故障し休養、2001年に復帰後は暫く勝てなかったが北九州記念と毎日王冠を制しマイルCSで2着になり復活。

2001年12月、香港マイルを制し日本調教馬の1日3勝に貢献。

2002年クイーンエリザベス2世カップを制しアグネスデジタルとのワンツーフィニッシュ。マイルCSで2年連続2着。

2003年クイーンエリザベス2世Cを連覇、日本馬としてアグネスワールドを超える史上初の海外GⅠ3勝馬となる、さらに唯一の海外GI3年連続制覇した馬ともなる。

日本馬ながら長らく香港では無類の強さを誇り、「香港魔王」の異名をとった。現在香港では「エイシンプレストンハンデキャップ」という、彼の強さを称え記録するための競走が行われている。

なお、香港名での表記は『栄進寶蹄』。

福永祐一騎手が全戦騎乗した初期の代表的騎乗馬で、元々同馬は福永が当時所属した北橋修二厩舎管理であり、福永祐一を育てた馬としても知られる。

ライバルのアグネスデジタルとは5勝2敗、ダイタクリーヴァとは２勝３敗。