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皇帝(薬屋のひとりごと)の編集履歴

2023-12-15 12:59:50 バージョン

皇帝(薬屋のひとりごと)

こうてい

皇帝とは薬屋のひとりごとの登場人物である。

cv:遠藤大智


概要

髭を生やした中年男性、34歳。物語の舞台となる「(リー)」の皇帝で周囲からは主上と呼ばれることが多い。今の所名前は明らかになってないが「華」がつくと思われる。

壬氏の兄(ということになっているが真相は…?)で彼に皇位を継承して欲しいと考えている。猫猫には豊満な胸好きの好色親父と思われているが実際の所は情に厚く気さくな性格をしている。猫猫の事は弟が好意を寄せている女性として見ており何かと構っている。


阿多妃とは幼馴染の乳母姉弟の関係で皇帝にとっては特別な女性である。

他にも壬氏の従者にして養育係であった高順や、現在の上級妃のひとりである里樹の亡き母とも幼馴染である。里樹を妃に迎えたのも、父に冷遇されエロじじいに妾として嫁がされそうになっていた為に、哀れに思った阿多と共に縁談を潰すための保護目的で妃にした。そのため互いに親子のような間柄と思い手を出す気が全くないが、それが返って里樹が周囲から軽視されいじめられる原因となっている。


この手の作品では珍しく無能ではなく有能な人物。人道的な政策をとることが多い。あまり仕事をしてる描写はないが国のシステムが整っているため積極的に仕事をする必要がないだけである。

実際に父である先帝はおよそ国の統治者に全く向かない気質であり、実際に実権を握っていたのはその母である皇太后こと「女帝」だった。先帝は母へのトラウマから成人女性を受け付けず幼女趣味になっており、現帝の母である皇太后は10歳にも満たない歳で息子を産んでいる。そんな父を見てきた反動からか、巨乳好きになり為政者として相応しい人物になろうと勤めてきた。


子どもは現在は玉葉妃が長女の鈴麗と第二子の男児がおり、梨花妃は第一子の男児を亡くしその後第二子となる男児が生まれている。男児を産んだのが玉葉妃の方が僅かに早かった事と、梨花妃は皇帝家の縁戚であり血が近くなり過ぎるのを避ける為に、玉葉妃が産んだ皇子が東宮となり玉葉妃が正式に皇妃となった。


関連タグ

薬屋のひとりごと


皇帝

壬氏


※ 以下、ネタバレ














壬氏との関係(ネタバレあり)



実は壬氏の兄ではなく本当の父親である。


当時、東宮だった自身の妃阿多の第一子の出産と、自身の母である皇太后(当時は皇妃)の第二子の出産が運悪く重なってしまった。阿多は難産であったが、女帝にとって大切なのは息子の子どもの方であり、出産に立ち会っていた医者の羅門は皇妃の出産を優先するようにと連れて行かれてしまった。阿多は何とか出産はできたものの、二度と子を望めない体となってしまった。

そんな出来事から阿多はこの立場では我が子は蔑ろにされてしまうと思った。一方の皇太后も第二子に関しては自分への興味を失った先帝を憎み彼の尊厳を踏みにじり屈辱を与える事を目的に、半ば逆レイプした末に身籠った子であり、我が子を愛する自信がなかった。そんなふたりの母の思惑が一致したことで、同じ時期に生まれた二人の赤ん坊は入れ替わった。

後に女帝もその事に気付き激怒するも、その時点では阿多側にいた「本物の皇弟」はある侍女の不注意で死んでしまっていた。しかも件の侍女もまたそれなりの立場の家の所属であり問答無用の処断が難しい相手であった。


そのため女帝は半ば憂さ晴らしのためヤケクソ気味に、入れ替わりに気付けなかった(あるいは気付いていても、あえて黙認していた)羅門をムリヤリ表向き「孫を死なせた罪」に問い、肉刑にして追放した。さらにとばっちりは羅門の出自である「漢の羅の家」にまで及び、結果として羅の家の長男は都から追い出されて何年も帰る事はできず、その妻となるはずだった女性も苦界に身を置き後にはに倒れる羽目となり、そしてその娘も自らの真の出自を知らぬまま平民(以下)の子として花街に育つ事となった。


皇帝にとって壬氏は真の東宮であるのと同時に、最も愛していた阿多との子という事もあり、思い入れが深い。そのためまだ幼い東宮ではなく、壬氏を次期皇帝にしたいと思っている。実際に幼馴染の高順を養育係に、自身の乳母であり阿多の実母である水蓮を養育係としての乳母につけており、大切に思っている事が伺える。猫猫は自分ですら壬氏と阿多が似ていると気づいているのだから、高順や水蓮たちも壬氏が皇帝の息子だと勘付いているのだろうと推測している。

しかしそんな事情を知る由もない壬氏は、皇帝になることを嫌がっている。


さらには、そんな我が子が想いを寄せる娘が、よりによってその子が生まれたが為に苦境に堕とされた娘である、という事実は全てを知る者であれば、もはや皮肉にも程がありまさに因果因業と言うほかはない。


阿多妃ともども猫猫の事を何かと気にかけているのは、単に息子の想い人というだけではなく、そうした「自分たちの事情に巻き込んでしまった(そのために猫猫から『羅の家のお嬢様』としての本来の立場や受けられるべき教育の機会を奪ってしまった)」が故の後ろめたさや償いの気持ちも多少はあるものと見られる時もある。


真・関連タグ(ネタバレ)

父親

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