シンカリオンZ_E5はやぶさ
しんかりおんぜっといーふぁいぶはやぶさ
概要
- 全高:26.5m
- 重量:110.0t
- 運転士:新多シン
『地の底より這い上がりし種族キトラルザス』や、『ヴァルハラン』と度重なる脅威に対し、今迄の戦闘記録や解析データ、『シンカリオン・シム』に蓄積されてきた動作パターンを参考にして更なる向上と安定した整備性を基に『シンカリオン E5はやぶさ』をバージョンアップさせた機体。スマット曰く「改造機」。
超進化速度へと到達させボイスコードは同じでも、頭部や細部意匠のカラーリング、『シンカギア』への分割装着が廃止され、変形機構も全く異なる。本来有った筈の肩部ウイングバインダーはオミットされるも、防御能力の向上により基機体より重量が僅かながらもかさ増しされている。代わりに背中と脚部に姿勢制御と短距離飛行用のブースターが装備され、機動力は損なわれていない。
武器は刀身が折られ易かった『カイサツソード』に代わり、黄色の刀身を持つ双剣『エキスカリバー』へと変更。より猛禽類の隼らしい戦法へ昇華された。脚部には引き続き『ヤマノテクロー』を装備しておりキック力も高い。
同組織横川支部に配備されていたが、シンカリオン運転士の不在からひょんなことから車両基地に入り込んだ新多シンの適合率の高さから正規のシンカリオン運転士となる。
支部への搬入は一般人に目撃されており、『碓氷峠鉄道文化むら』に新幹線が搬入されたが、行方不明と噂されていた。
この機体はハヤト(ゲンブ)機のオリジナルをそのまま改修されたモノで、内装の一部も含めバージョンアップさせている為に全く別の機体と言えなくもないとプロデューサーは語っている(月刊アニメディア21年 5月号 p53参照)。劇中では詳細かつ明確には語られていない。
シンカリオンZ E5ヤマノテ
- 全高:26.5m
- 重量:116t
ザイライナー E235ヤマノテとZ合体した形態。両腕を換装する。
『ヤマノテソード』にエキスカリバーを合体させた三叉の剣『ヤマノテエキスカリバー』による近接戦闘を得意とし、防御には左腕の『ホームドアシールド』からバリアを展開する。
必殺技は両腕でZ字のエネルギーを生み出し、胸部の超進化エネルギー砲にチャージして放つ『Zグランクロス』。ビームと共にE5系型のエネルギーが敵を貫く。
初期の合体形態ながらも、かなり長期間に渡ってシンと共に戦い抜いた。
ダークシンカリオンに囚われたアブトとの決戦では宇宙でのZ合体を果たし、デビルモード相手に大健闘。
巨大なホームドアシールドでデビルグランクロスを防ぎ、自分たちとシンカリオンの可能性を諦めなかったシンの強い想いを込めた虹色の光線『真グランクロス』で押し返し撃破、アブトを救い出した。
E5はやぶさ改善型
『ヤマノテ・クライシス』での一件以降、新しく改修作業が行われ強化されたE5の呼称。後日談Web小説『復活のカイレン』にて活躍が描かれた。
フレームの一部が金メッキ加工となり、機体の剛性がアップしている。超進化研究所のすべてを注ぎ込み生み出された『パーフェクトZ合体』をするための改修で、2両編成に増結されたヤマノテと合体、パーフェクトE5ヤマノテとなる。
改修に伴い『連結超進化速度』と呼ばれる特殊な状態に突入する必要があり、同じく改善型となったE6と連結して加速を行うことで、シンカリオンへの変形とパーフェクトZ合体を可能とする。
突如カイレンが復活したために突貫で改修が完了したものの、シンが海外に行っていたためにアブトが搭乗。
大きく善戦するも徐々に追い込まれてしまうが、急遽帰国し駆けつけたシンが交代し、引導を渡した。
パーフェクトZ合体
- シンカリオンZ パーフェクトE5ヤマノテ
改善型となったE5と、ザイライナーE235ヤマノテ改善増結型がパーフェクトZ合体した形態。両腕と両足を換装する。
腕に『ヤマノテダブルエキスカリバー』と『ヤマノテシールド』を装備することで攻守共にパワーアップし、脚部は増結したヤマノテとの合体により機動力が向上した。『ヤマノテクロー』は爪先だけでなく膝にかけて大型化、これを活かした高速の格闘技を得意とする。
胸部から放つZグランクロスは『パーフェクトZグランクロス』にパワーアップし、カイレンの身体を依代に蘇ったアラバキの怨念を撃破するほどの凄まじい威力を誇る。