シンカギア
しんかぎあ
CV:じんぼぼんじ(ギア音声)
新幹線超進化研究所が開発したマスコントローラー。正式名称は『超進化マスコン シンカギア』。500系新幹線の前方部分を模したレバー付きの籠手で、試作機であるE2系にも完成品として搭載されている。
通常はモードシンカンセンの操縦席中央に備えられた速度調整用マスコン。Shincaをタッチさせる事で機体を起動「この列車は◯◯行きです」と伝える。指令室内で作動が確認後、捕縛フィールドへと突入前に操縦席から分離させてシンカリオン運転士の左腕に装着(同時に座席と計器部分が特殊空間に消える)。カバー前面が左右に割れた(各種装備と特性により内部の発光色は異なる)後、レバーを後方へ下げ超進化速度へ加速後「超進化速度、突入しまーす」と応答、Shincaをガントレット側面に2つあるスロット下部へと挿入しシンカリオンをモードシンカリオンへと変形、運転士の「チェンジ!シンカリオン!」のコールと共に「◯◯(車両名)、シンカリオンへ変形しまーす」と答え、内蔵されたシンカリオンのライフゲージや心拍数、適合率、破損箇所を示すスクリーンの色が変化する。
E5はやぶさ→緑
E6こまち→赤
E7かがやき→青
E3つばさ→黄色
N700Aのぞみ→水色
H5はやぶさ→緑(E5とは色味が違う。ただ、25話以降は何故か橙色に変わった)
800つばめ→赤
500こだま→青
500 TYPE EVA→紫
700のぞみ→青緑※
700ひかりレールスター→薄い黄色※
N700みずほ→桃色※
ドクターイエロー→黄色
ALFA-X→白銀
※シンカリオントリニティーは通常スクリーンからshincaをギアに差し込むと白に変化する。
リンク合体の際にも上半身部分を構成する運転士は下半身部分のシンカリオンのShincaを二番目のスロット上部に挿入する事で発動、「◯◯(上半身部分)、◯◯(下半身部分)リンク合体しまーす」と言い、スクリーンの下半身がその色に変わる。N700Aはアドバンスモードに変形させる際にも同様の手順で行う(8、9、13話や番宣ポスターでもアキタやツラヌキが付けているギアで確認可能)。クロス合体の場合はスクリーン内のゲージとシンカリオン全体に追加パーツや下部にレールが付く。オーバークロス合体も同様の手順で行われるも、スクリーンは金色に輝き、ゲージやパーツラインの形状が異なる。
必殺技を用いる時はレバーを最大前方へと傾け、一気に引くことで発動させられるが、練習しなければ相当体力や気力が必要となる(此はリンク合体及びクロス合体、オーバークロス時でも同様)。
だが、漆黒の新幹線ことブラックシンカリオンにも此れと同じく操作や使用方法が全て酷似したブラックシンカギアがコクピット内部に内蔵されている。
何故かALFA-Xを取り込んだヴァルドルにも搭載。後継機のシンカリオンZの操縦席には分離搭載はされず、モードシンカンセンでのマスコン形態のみで関わっている。
玩具版では前番組のモバイルのノウハウを生かすように映像と音でリンクする機能があるものの、通常変形を再現させるには下部部分へセットするshincaに専用ケースへ入れる必要がある。鍵の役割の為に完全にケースへ入れないと劇中サウンドの再現は略不可能である。ゲームモードで成功するとシンカリオン・シムのハイスコアクリアの音が鳴り、10段階まで速度が上がる。
既存番組のアイテム同様に電池が必要で単4電池を3本要るが、工具用+ドライバーも必須で完全に緩ませないとカバーが外れない。レバー付近にネジ穴がある為に本体と握り部分が30度傾ける仕組みになっている。
液漏れが怖い場合、つけっぱなしにしても液漏れが起きにくいマンガン電池を選ぶか長時間遊ばない場合、手間がかかるが電池を外して保管する必要がある。電池切れに差し掛かった場合は交換を呼びかけるアナウンスもある。
初期生産分にはE7のshincaも同梱、何時でもリンク合体遊びが出来るが、シンカリオントリニティーの場合はトリニティ合体と、その必殺技しか再現されておらず、通常形態でのスクリーンの変化や、技サウンドは収録されていない。TVシリーズではコンソールや運転士がレバーを引き下ろすシーンの部分はCGで描いている。レバーを構え握る仕草は個々人で異なる。
形成色違いのブラックシンカギアver.もあり、音声やBGMの違いだけであるが、コスプレ等で大人でも使える様にバンドも長めに設定されてある。