概要
- 全長:26.5m(THE_ANIMATION)
- 重量:95t
『地の底より這い上がりし種族キトラルザス』との戦闘激化で巨大怪物体が遠方から出現する事や、空中戦を予測し、21話より現れた新幹線超進化研究所九州(門司)支部が所有する800系型新幹線変形ロボ「シンカリオン」の一体。頭部のV字アンテナと巨大な翼が特徴。なお、車両はJR九州800系新幹線のうち、後期グループの1000・2000番台がモデルとなっている(新800系)。運転士はシノブよりも年下の超天才少年大空レイで、彼が開発にも関わっている。
東日本指令室のシンカリオンと同様に二両が連結して合体変形する方式を此方も採用。機種シリーズ初の単体飛行能力を備え、後尾車両の機首部分が飛行翼スワローウイングへと変形、脚部のサブウイングと併用しながら長時間飛行を可能にする。その名の如く一撃離脱戦法と、主力武器であるパンタグラフアローによる光子の矢を用いた拡散型と速射型の遠距離攻撃で目標を撃退する。
単体で飛行できるシンカリオンであり、捕縛フィールド外で対応できない空に対応できるのが強みだが逆に言えば空を飛ぶための主翼を潰されると強みを潰されてしまい窮地に追い込まれる。
4度目のキトラルザス本拠地へ赴いた時は自身の慢心からカイレン直属のクレアツルス・サウンドファングの群に主翼を損傷され、イザとの交渉に失敗する。
その後、主翼は修復され、支部が南方に位置している為に捕縛フィールドへは間に合わない場合や、待機状態も続き、再登場したのは巨大カイレンとの決戦であった。飛行能力を駆使して、跳ね返されたトリニティーストライクから庇う、H5との連携を行うも第2形態のカイレンには通用しなかった。
空を自在に飛翔するその光景にハヤト達の初見コメントでは有り得ないと驚愕している。
シンカリオンE5+800(イーファイブリンクはっぴゃく)
詳細はリンク先を参照。
玩具版
旧型(2017年4月)が販売されており。DXS版も2018年6月7日に発売。 ナンバリングは旧が『11』DXSは『DXS07』。
他のシンカリオンと異なり脚部のカバーがそのまま外れ背中のスワローウイングのパーツになるという点がある。足自体にもサブウイングが付いている。
旧型ではスワローウイングの再現をシールでやっていたが、DXSでは新規に作られたパーツで劇中に近付けている。
27話でN700AがH5のカイサツソードを矢として連結させ組み合わせていたが、玩具では弓と一体化されているので再現不可能だが、接続部分を用いて番え構える事は可能である。
余談
赤と白のカラーリングや、V字型の角からアレを連想した人多数。
800つばめはシンカリオン単体で初、空を飛ぶことがJR公式で認められてる。
現実の新幹線は飛ぶことができない為、JR東日本などはシンカリオンが空を飛ぶことにNGを出した(E3つばさが「つばさ」なのに飛べないのもその一因)が、JR九州側ではOKが出て空が飛ぶことができるようになったという逸話がある。
これがなければE5はやぶさMkⅡとのオーバークロス合体に飛行能力仕様が採用できなかった。シンカリオンの自由度を増やした好例といえる。