概要
- 全高:26.5m
- 重量:100.0t
- 運転士:速杉ホクト→清洲リュウジ(劇場版)
72話終盤より初登場。新幹線超進化研究所がブラックシンカリオンオーガに対抗する為に、新たに開発したもう一体のシンカリオン ドクターイエロー。
モードシンカンセンの形態が全く同じ(車種はT4編成)で、区別の為機体名は型式番号(923形)を含んでおり、従来のクロス合体用の七両編成ではなく、リンク合体が行える二両編成変形型となっている。
内蔵するフレームは金色に覆われており、防御能力は大幅強化。遠距離狙撃と格闘に対応している。額部に追尾用のスキャンアイカメラを内蔵し、額当てが下がりスキャンモードになって解析。相手を追尾する能力など各種備える。
武器は遠近両用の一体型銃剣『レールガン』と『トロリーブレード』。普段は銃で、刀身を展開、剣となる。銃はチャージで高出力のショットを高速連射、剣の投擲はブラックシンカリオンナンバーズをも一撃で貫く。追尾センサーを使えば射撃精度もアップする。
シンカリオン運転士に付いてはリュウジではなく『500こだま』に乗車していたホクトが乗り継ぎ、打倒オーガに息子と共に戦い抜いた。
劇場版ではホクトが外宇宙から帰還した『キトラルザス』を祖に持つ『ヴァルハラン』の策略から少年時代の自分と入れ替わってしまい、適合率の高さから『シンカリオン ALFA-X』へ乗車、フタバの状況判断により『リュウジ』が乗り込みヴァルドル戦で奮戦。
後に他の機体と同様にシンカリオンZ仕様へと改修され、Zホセンモードと超Z合体を備えた『シンカリオンZ_ドクターイエロー』となる。
オーバークロス合体
シンカリオンE5MkII オーバークロス 923ドクターイエロー
余談
『レールガン』は他のシンカリオンの武器に比べると比較的シンプルなネーミングに感じるが、「電磁砲」を意味する「レールガン」と「線路」を指す「レール」のダブルミーニングと思われる。
変形の際、ホクトは一度手にしたレールガンを変化させて剣を構え、リュウジは彼のドクターイエローよろしく腕組みからの銃を構えると差別化された。